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韓国に敗れるも…ロコ・ソラーレが「ショット成功率」でランク首位! 藤澤五月とメガネ先輩はこちらのスキップ部門でも火花!【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.15

氷の状態に苦しみながらも「ショット成功率」が好調のロコ・ソラーレ。1次リーグも残すところ3試合だ。(C)Getty Images

氷の状態に苦しみながらも「ショット成功率」が好調のロコ・ソラーレ。1次リーグも残すところ3試合だ。(C)Getty Images

 現地月曜日、北京五輪・女子カーリングは1次リーグの第5戦&第6戦を消化。日本のロコ・ソラーレは午前に中国と戦って10-2の快勝を収めたが、夜の韓国戦で5-10の敗北を喫した。通算成績を4勝2敗としたものの、依然として順位は2位をキープ。全9試合を終えて上位の4チームが準決勝に進出するレギュレーションのもと、残り3戦にすべてを懸ける。

 そんななか、世界カーリング連盟は「ショット成功率」の最新ランキングを更新。ロコ・ソラーレは韓国戦こそピリっとしなかったが、中国戦でハイアベレージを叩き出して数字を伸ばした。目を見張るのが日本の選手たちの躍進で、4選手すべてが各部門でトップ5に食い込んでいる。

 国別ランキングは首位・日本の83.2%に対して、2位・韓国が81.9%、3位・スイスが81.8%と水を開けている。各国のスキップが集うフォース部門は、第4戦を終えてトップだった藤澤五月が順位を2位に下げ、代わって韓国の“メガネ先輩”ことキム・ウンジョンが1位に躍り出た。その差は0.6ポイントとわずかで、火花を散らしている。

 日本はリードの吉田夕梨花は同部門でトップに立ち、驚異の90.1%を叩き出している。セカンドの鈴木夕湖が8位から5位にジャンプアップし、サードの吉田知那美も4位と、全員が5位以内にランクイン。こうしたところからも、チームの好調ぶりが窺い知れるだろう。

 
 各部門のトップ5は以下の通りだ。

[ショット成功率・リード部門]
1位 吉田夕梨花(日本) 90.1%
2位 ドーン・マキュウェン(カナダ) 89.6%
3位 ソフィア・マベリス(スウェーデン) 88.8%
4位 チャン・リジュン(中国) 88.3%
5位 エカテリーナ・クズミナ(ROC) 86.8%

[ショット成功率・セカンド部門]
1位 エスター・ノイエンシュワンダー(スイス) 87.0%
2位 ジェニファー・ドッズ(英国) 83.9%
3位 キム・チョヒ(韓国) 81.9% ※4試合出場
4位 アグネス・ノッケンハウアー(スウェーデン) 81.4%
5位 鈴木夕湖(日本) 79.8%

[ショット成功率・サード部門]
1位 ニーナ・ロス(アメリカ) 83.2%
2位 ヴィッキー・ライト(英国) 82.1%
3位 キム・ギョンエ(韓国) 81.5%
4位 吉田知那美(日本) 80.5%
3位 サラ・マクマナス(スウェーデン) 79.4%

[ショット成功率・フォース部門]
1位 キム・ウンジョン(韓国) 83.0%
2位 藤澤五月(日本) 82.4%
3位 タビシャ・ピーターソン(アメリカ) 82.0%
4位 マデレーヌ・デュポン(デンマーク) 78.7%
5位 アリーナ・パエツ(スイス) 78.0%

[ショット成功率・国別]
1位 日本 83.2%
2位 韓国 81.9%
3位 スイス 81.8%
4位 スウェーデン 81.4%
5位 英国 80.9%

※数字は2022年2月14日の競技終了時点。

構成●THE DIGEST編集部

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