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格闘技・プロレス

新日本EVILら暴走H.o.TをCHAOSがダブル王座戦前哨戦で成敗「札幌からは消灯の館だ!」【新日本】

どら増田

2022.02.16

ダブル王座戦に向けて気合十分のEVIL(右)と石井(左)。(C)新日本プロレス

ダブル王座戦に向けて気合十分のEVIL(右)と石井(左)。(C)新日本プロレス

 新日本プロレスは2月15日、『新春黄金シリーズ』東京・後楽園ホール大会を開催した。2.19北海きたえーる大会のIWGPタッグチャンピオンチーム後藤洋央紀&YOSHI-HASHIに挑戦するEVIL&裕二郎、2.20きたえーる大会のNEVER6人タッグチャンピオンチームEVIL&裕二郎&SHOに挑戦する後藤&YOSHI-HASHI&YOHの2試合を見据えた前哨戦だ。

 第4試合ではYOSHI-HASHI&YOHと高橋裕二郎&SHOが対決。CHAOSが相手の十八番を奪うゴングを待たずに奇襲攻撃。終盤、YOHはSHOのレンチ攻撃を切り抜けると、YOSHI-HASHIのアシストを受けて、OUT OF PRINTを決めるが、ここでH.o.TのEVILとディック東郷が乱入し、YOHの反則勝ちに。

 すると後藤&石井智宏が助けに入り、EVIL&東郷との第5試合が流れのまま始まる。H.o.Tのダーティーファイトに、怒り心頭のCHAOSタッグは胸を張って受けまくり、終盤、後藤&石井は東郷に狙いを定めると、最後は石井のスライディングラリアットから後藤が昇龍結界につないでギブアップ勝ち。怒りのCHAOSがうっ憤を晴らしている。

 バックステージでYOSHI-HASHIは「一昨日、大阪、石井さんがNEVERを獲れなかったけど、でも次の札幌のタイトルマッチ、IWGPタッグ、NEVER6人タッグ!」と言うと、後藤は「札幌は石井の分も借りを倍にして、いやそれ以上にして返してやるよ。何が拷問の館だ!何がキング・オブ・ダークネスだ、オイ!このプロレス界な、“キング”を名乗ってる奴にまともな奴はいねえんだよ。よく覚えとけ~!」とH.o.Tを罵倒。最後にYOSHI-HASHIが「NEVER6人も IWGPタッグも俺たちのベルト。そして札幌最終日、あいつら全員、リングの上で消灯だ。眠らせてやる。HOUSE OF TORTURE は札幌まで。札幌からは消灯の館だ!」と叫んだ。
 
 一方のEVILは「いいか、オイ。石井だけじゃねーんだぞコノヤロー!テメーらも、もう死んでんだよ。それだけだ、よく覚えとけ!」といつもと変わらぬ口調で叫ぶと、SHOは「クッソ、オイ。見ろこのベルトを。オイ、無差別級だよ。ジュニアとかヘビーとか、それを超えた無差別、3人組でオレ達が最強なんだ。そしてシングルもオレ達“HOUSE OF TORTURE”が持ってるだろ? 札幌でもよ、オレ達が最強だってことを証明してやる!」と強気な態度を崩さない。裕二郎は「オイ、YOSHI-HASHI よ、オイ!おめえみたいな、なあ。おまえみたいな“童貞野郎”がよ、2つもベルト、欲しがるんじゃねーよ!」と強がっていた。

 CHAOSとH.o.Tの抗争は激化し続けている。H.o.Tとしては最終的にはCHAOSのリーダーでIWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカを引っ張り出したいはず。それを後藤、石井、YOSHI-HASHI、YOHが止められるのか、札幌2連戦は注目だ。

◆新日本プロレス◆
『新春黄金シリーズ』
2022年2月15日
東京・後楽園ホール
観衆 385人
▼タッグマッチ(30分1本勝負)
YOSHI-HASHI&□YOH(11分52秒 反則)高橋裕二郎&SHO■
※EVIL、東郷の乱入
▼タッグマッチ(30分1本勝負)
○後藤洋央紀&石井智宏(9分33秒 昇龍結界)EVIL&ディック東郷●

文⚫︎どら増田

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