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坂本花織と樋口新葉の好演技を“北欧の妖精”キーラ・コルピが称賛!「ワカバとカオリはSPの女王だ」【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.16

素晴らしい滑りをSPで披露した坂本(左)と樋口(右)に、元フィギュアスケート選手のキーラ・コルピ(中央)が賛辞を贈った。(C)Getty Images

素晴らしい滑りをSPで披露した坂本(左)と樋口(右)に、元フィギュアスケート選手のキーラ・コルピ(中央)が賛辞を贈った。(C)Getty Images

 2月15日、北京五輪のフィギュアスケート女子シングル・ショートプログラム(SP)が行なわれ、日本の樋口新葉は第4グループの2番手、20番滑走、坂本香織は第5グループの最終滑走で登場。それぞれ、5位と3位でフリーに進んだ。

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 樋口は『Your Song』の音楽に身をゆだね演技をスタート。覚悟を決めて挑戦したトリプルアクセルを決めて、GOE(出来栄え点)で1・71点のプラスを引き出すなど圧巻の滑りをみせ、73・51点で堂々の5位に。五輪での女子シングルでトリプルアクセルを成功させた史上5人目の選手となった。

 坂本は『Now We Are Free』の曲に乗せて滑走。冒頭のダブルアクセルからきれいに着氷し、3回転ルッツも成功させると、3回転フリップ+3回転トゥループのコンビネーションジャンプも見事に決める。ノーミスの完璧なパフォーマンスを披露し、自己ベストを更新する79・84点で3位発進した。

 この樋口と坂本の好演技に反応したのが、元フィギュアスケート女子でトリノ、バンクーバーと2大会連続で五輪に出場したキーラ・コルピ氏だ。日本でも人気を集める北欧の妖精は、自身のツイッターで2人をこう称賛した。
 
「ワカバとカオリは間違いなくSPの女王です。パワフルで柔らかく、成熟した美しいスケートは、私の心を笑顔にしました。素晴らしいパフォーマンス、おめでとうございます」

 また、この投稿に対し、元全米王者のアダム・リッポン氏は「全く同感です。理想的なスケートでした」とコメントを寄せている。

 2月17日に女子フリースケーティング(FS)が行なわれる。樋口は21番、坂本は23番滑走が決まった。日本勢のメダル獲得に期待が高まる。

構成●THE DIGEST編集部

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