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フィギュア

「申し訳ない」フィギュア女子シングル、河辺愛菜がフリーを終え暫定11位。3Aに再挑戦【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.17

初の五輪を終えた河辺。結果には悔しさを露わにしたが、挑む姿勢は貫いた。(C)Getty Images

初の五輪を終えた河辺。結果には悔しさを露わにしたが、挑む姿勢は貫いた。(C)Getty Images

 2月17日、北京五輪のフィギュアスケート競技、女子シングルのフリースケーティング(FS)が行なわれた。

 ショートプログラム(SP)で15位の河辺愛菜は第2グループの4番手、11番滑走で登場。YOSHIKI作曲の『Miracle』で演技した。

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 冒頭のトリプルアクセルはステップアウトしたが転倒は耐えた。ただ、続く3回転ルッツで転倒しコンビネーションにできず。3回転ループは着氷したが、2本目の3回転ルッツも転倒した。だが、後半のダブルアクセル+3回転トゥループ+2回転トゥループ、3回転フリップは着氷が乱れたがおり、3回転サルコーをおりた。

 SP62・69点、FS104・04点で総合166・73点。第2グループを終えた時点で11位となっている。

 大舞台での演技を終えた河辺は、フラッシュインタビューで「せっかく出させていただいたのに、このような演技しかできなくてすごく申し訳ない。初めての大きな舞台で、こういう緊張した場面でも失敗しないように、強くならないといけないなと感じた」と振り返った。

 SPとFSでトリプルアクセルに挑み、成功にはならなかった。だが、その挑戦は決して無意味なものにはならないはずだ。河辺は「今シーズンの海外試合で一番悪い結果になってしまった」と振り返ったが、「どんな状況でもトリプルアクセルがおりられるように確率を上げていかないといけない。トリプルアクセルがないと勝てないので、頑張らないといけないと思う」と前を向いた。

「4年後、ちゃんと自信をもって、出るだけではなく、ちゃんと上を目指せるように、4年間必死に頑張っていきたいです」

 17歳でオリンピックに初挑戦。この経験を糧に、さらなる成長を目指す。

構成●THE DIGEST編集部

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