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「本当に優れたチームだ」“快進撃”のロコ・ソラーレにスイスも脱帽! 相手スキップは「なるべく早く忘れたい」と吐露【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.19

初の決勝進出を果たした日本。20日には、金メダルをかけてイギリスと対戦する。(C)Getty Images

 快進撃を続ける日本チームに対戦国も驚くばかりだ。

【北京五輪PHOTO】2大会連続でメダル獲得を狙うカーリング女子日本代表「ロコ・ソラーレ」!

 2月18日、北京五輪のカーリング女子準決勝が国家水泳センターで行なわれ、日本代表のロコ・ソラーレは、前日に敗れていたスイスと激突。見事に8ー6でリベンジを果たし、2大会連続の表彰台入りを決めるとともに、日本勢として史上初の銀メダル以上を確定させた。

 試合は序盤から一進一退の攻防を繰り広げられたが、1ー2で迎えた後攻の第5エンドに、スキップの藤澤五月がダブルテイクアウトに成功。一挙4点を追加し、5ー2で前半を折り返す。その後も、7ー5の第9エンドで藤澤が連続でダブルテイクアウトを決めるなど、完璧な試合運びで世界王者を撃破してみせた。
 
 日本の快進撃にスイスの面々も驚きを隠さない。海外専門メディア『The Curling News』によると、試合後にフォースを務めたアリナ・パッツは、「日本が昨日より良いプレーをすることはわかっていた。本当に優れたチームだ」とコメント。「ラウンドロビンで何をしたかは関係ない。とにかく、今日はうまくいかなかった」と話した。

 さらに、スキップのシルヴァナ・ティリンツォーニは、銅メダル決定戦へ向けて「強く戻ってくる方法を見つけ、メダル獲得のために懸命に戦いたい」と意気込んだうえで、準決勝の日本戦について「なるべく早く忘れるようにしたい」と振り返っている。

 20日の決勝で日本と相まみえるのは、世界ランク1位のスウェーデンを破ったイギリス。今大会の1次リーグでは4ー10で敗戦を喫している強敵だが、はたして日本チームはどのような戦いを見せるのだろうか。注目の頂上決戦から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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