17日間の熱戦に幕を閉じた北京五輪。そのなかで、最後に日本列島を大きく沸かせたのは、カーリング女子日本代表のロコ・ソラーレだった。

【北京五輪PHOTO】表彰式では笑顔も！銀メダルを獲得したカーリング女子日本代表「ロコ・ソラーレ」！

　２月20日、五輪放映権を持つ米放送局『NBC』は、様々なドラマが生まれた今大会の「五輪カーリング史に残る名場面」を特集。そのひとつに、史上初の銀メダルを獲得し、平昌に続く２大会連続の表彰台入りを決めた日本チームの準決勝を取り上げている。

　１次リーグ最終戦で敗れていたスイスに８ー６のリベンジを果たした日本。記事内では「日本、イギリスがともに番狂わせで女子決勝進出」とトピックが打たれており、なかでも、日本の戦いぶりについては「（第５エンドの）４点奪取でリードすると、そこからほとんど完璧な試合運びだった」と絶賛されている。
  　また、日本はドローショットチャレンジ（DSC）の結果によって、ぎりぎりの４位通過だったことを振り返り、イギリス、カナダと５勝４敗に並んでいた１次リーグの状況について「ほぼ絶望的なものだった」と同メディア。こうしたミラクルを経ての偉業達成は、大きなインパクトとなったようだ。

　ただ、スキップの藤澤五月が「こんな悔しい表彰式ってあるんだなって思ってます」と苦笑いを浮かべていたように、まだ選手たちは満足していない様子。また４年後に訪れる大舞台では、表彰台のもうひとつ上に立つことはできるだろうか。さらなる快進撃に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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