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格闘技・プロレス

「とてもタフな相手だった」井岡一翔と統一戦熱望のアンカハスが防衛失敗。それでも「全力を尽くす」と王座復帰に意欲

THE DIGEST編集部

2022.02.28

マルティネスに判定で敗れたアンカハス。昨年末には、井岡一翔との統一戦が中止となっていた。 (C) Getty Images

マルティネスに判定で敗れたアンカハス。昨年末には、井岡一翔との統一戦が中止となっていた。 (C) Getty Images

 およそ10年ぶりの黒星は、日本人王者との悲願の一戦を遠ざける結果となった。

 現地時間2月26日、IBF世界スーパーフライ級王者のジェルウィン・アンカハス(フィリピン)は、アメリカのラスベガスで同級11位フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)と対戦。10度目の防衛を目指したが、判定の末0-3で敗れた。

 序盤から積極的に攻めたのは挑戦者マルティネスだった。何とか左フックで反攻する相手に、中盤以降もプレッシャーをかけ続ける。かたや王者は試合を通して手数、正確性ともに大きく挑戦者を下回り、主導権を取り戻せなかった。
 
 アンカハスは、昨年の大晦日にWBO王者である井岡一翔(志成)との統一戦を予定していた。だが、新型コロナウイルスのオミクロン株感染拡大の影響で中止に。両者ともに実現を熱望していたものの、この防衛失敗で、注目の大一番は白紙に戻った。

 試合後にアンカハスは、「マルティネスはとてもタフな相手で、今日は素晴らしいパフォーマンスをした」と、世界戦初挑戦だった相手を称賛。「この試合で多くのことを学んだし、彼は素晴らしいチャレンジャーだ」と敬意を表した。
 
 5年5か月も守ってきた王座を明け渡した30歳は、今後について、「ベストな夜ではなかったが、また戻ってくるよ」とベルトの奪還を明言。「リマッチをやって、次は自分の目標を達成するために全力を尽くす」と、防衛戦の契約に盛り込まれていた再戦条項を行使する意向を示した。

 年末の日本を沸かすはずだった好カードの中止からおよそ3か月。井岡の待つ統一戦へ、歴戦の王者は再びそのチャンスを取り返すことができるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
 
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