現地時間2月27日、ノルディックスキーのW杯ジャンプ男子個人第21戦目(ヒルサイズ=130メートル、K点=116メートル)がフィンランドのラフティにて開催された。日本のエース小林陵侑(土屋ホーム)は2本目に最長不倒の130.5メートルを飛び、今季8勝目、通算27勝目を飾った。
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北京五輪ではノーマルヒル金、ラージヒル銀と2つのメダルを獲得した25歳だが、五輪後初戦の25日は7位に終わった。しかし、27日は1本目で125メートルの5位につけると、2本目にはヒルサイズを越える130.5メートルで合計278点を記録。127メートル、128.5メートルと2本を揃えたウヴォル・エグナー・グランルード(ノルウェー)とポイントで並んだため、ダブル優勝となった。
「2017年2月11日に札幌大会で2人の選手が優勝を分け合って以来、実に5年ぶり」と伝えたイタリアメディア『OA Sport』は、「珍しい結果となった」と報じる。そして「八幡平市出身の日本のエースは2本目で5位から挽回し、ノルウェーのライバルに追いついた」と称えた。
またフランス専門メディア『Nordic Mag』は、「日本人は作戦に成功した。2本目のフライトで躓いたカール・ガイガーを尻目に、総合ランキングのトップに立った。ガイガーは、123.5mで表彰台から外れ、イエロービブ(W杯総合首位の選手が着用するゼッケン)が剥奪された」と小林とガイガーの順位が入れ替わったことを伝えた。
3シーズン前にクリスタルグローブを手にした小林。残る7戦で果たしてトップを維持出来るだろうか。2度目の年間優勝へ向け、さらなるビッグジャンプに期待だ。
構成●THE DIGEST編集部
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またフランス専門メディア『Nordic Mag』は、「日本人は作戦に成功した。2本目のフライトで躓いたカール・ガイガーを尻目に、総合ランキングのトップに立った。ガイガーは、123.5mで表彰台から外れ、イエロービブ(W杯総合首位の選手が着用するゼッケン)が剥奪された」と小林とガイガーの順位が入れ替わったことを伝えた。
3シーズン前にクリスタルグローブを手にした小林。残る7戦で果たしてトップを維持出来るだろうか。2度目の年間優勝へ向け、さらなるビッグジャンプに期待だ。
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