3月6日に開催された東京マラソン。男子はエリウド・キプチョゲ(ケニア)が日本国内最高記録となる2時間2分40秒で走破。また日本人トップの鈴木健吾(富士通)も自身が持つ日本記録に迫る2時間5分28秒で走り、日本中が沸いた。
ただ海外記者や関係者から不満の声が漏れている。白熱した展開が男子で続いたこともあり、日本テレビの中継でほとんど女子が映らなかったからだ。2時間16分2秒で女子大会記録を更新したブリジット・コスゲイ(ケニア)をはじめ、一山麻緒(ワコール)や新谷仁美(積水化学)、サラ・ホール(米国)らが25キロ付近まで国内記録ペースで走っていても、ほとんど触れられず終わったのだ。
米国専門誌『Runner's World』などで執筆するデビッド・モンティ記者は、「東京マラソンの女子が報道されないのは、全くもって許しがたい」と言及し、「エリート女子はエリート男子と同じぐらい重要なのに、この報道は無礼すぎる」と怒りを爆発させた。
この意見に同国の女子長距離ランナーのアリフィン・トゥリアムクも同調し、「2022年のメジャーマラソン大会で、女子の能力を紹介しないのは失礼だし、凄くガッカリした。メジャーマラソンに男女平等に報道するルールはないのかな?」とコメント。
さらに元陸上長距離選手で2度五輪に出場したモリー・ハドル氏は「レースでの露出が少なければ、女子スポーツはファンやスポンサーから平等に応援してもらえるわけがない!」とトゥリアムクのコメントに補足するように綴った。
見どころが満載だっただけに放送局も苦戦を強いられた同大会。それでも世界最高峰「アボット・ワールドマラソンメジャーズ」に認定される東京マラソンの報道は、今後の課題となりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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ただ海外記者や関係者から不満の声が漏れている。白熱した展開が男子で続いたこともあり、日本テレビの中継でほとんど女子が映らなかったからだ。2時間16分2秒で女子大会記録を更新したブリジット・コスゲイ(ケニア)をはじめ、一山麻緒(ワコール)や新谷仁美(積水化学)、サラ・ホール(米国)らが25キロ付近まで国内記録ペースで走っていても、ほとんど触れられず終わったのだ。
米国専門誌『Runner's World』などで執筆するデビッド・モンティ記者は、「東京マラソンの女子が報道されないのは、全くもって許しがたい」と言及し、「エリート女子はエリート男子と同じぐらい重要なのに、この報道は無礼すぎる」と怒りを爆発させた。
この意見に同国の女子長距離ランナーのアリフィン・トゥリアムクも同調し、「2022年のメジャーマラソン大会で、女子の能力を紹介しないのは失礼だし、凄くガッカリした。メジャーマラソンに男女平等に報道するルールはないのかな?」とコメント。
さらに元陸上長距離選手で2度五輪に出場したモリー・ハドル氏は「レースでの露出が少なければ、女子スポーツはファンやスポンサーから平等に応援してもらえるわけがない!」とトゥリアムクのコメントに補足するように綴った。
見どころが満載だっただけに放送局も苦戦を強いられた同大会。それでも世界最高峰「アボット・ワールドマラソンメジャーズ」に認定される東京マラソンの報道は、今後の課題となりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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