先の北京五輪でドーピング騒動に揺れたカミラ・ワリエワ(ロシア・オリンピック委員会=ROC)。しかし、団体戦で金メダルを手にした15歳は、相応の対価を得るようだ。
現地時間3月9日、ロシア・メディア『Sport 24』が報じたところによれば、北京五輪のフィギュアスケート団体戦で金メダルを獲得したワリエワは、モスクワ市から400万ルーブル(約320万円)のボーナスが支給されたという。
15歳の少女にとって、決して良い五輪だったとは言い難い。金メダルを獲得した直後の2月8日に、昨年12月に採取された検体から禁止薬物の陽性反応を示したと公表され、各国メディアやファンの非難に晒されたのだ。
スポーツ仲裁裁判所(CAS)の公聴会を経て、要保護である年齢(16歳未満)や、北京入国後の検査での陰性だった観点から継続出場は認可された。だが、国際的なバッシングを受けたワリエワは、本領を発揮できず。シングルでは4位に沈み、涙を流した。
もっとも、国内での評価は揺るぎない。ゆえに金メダル獲得に対するボーナスは支給された。『Sport 24』は、モスクワ出身である五輪のメダリストたちに対して同市が、金メダリストに400万ルーブル、銀メダリストに250万ルーブル(約200万円)、銅メダリストに170万ルーブル(約136万円)をそれぞれ支払うと伝えている。
なお、ROCのフィギュア勢では、シングルスでアンナ・シェルバコワが金メダル、アレクサンドラ・トゥルソワが銀メダルを獲得。そのため、モスクワ市出身の両者ももれなくボーナスを受け取る手はずになっている。
構成●THE DIGEST編集部
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現地時間3月9日、ロシア・メディア『Sport 24』が報じたところによれば、北京五輪のフィギュアスケート団体戦で金メダルを獲得したワリエワは、モスクワ市から400万ルーブル(約320万円)のボーナスが支給されたという。
15歳の少女にとって、決して良い五輪だったとは言い難い。金メダルを獲得した直後の2月8日に、昨年12月に採取された検体から禁止薬物の陽性反応を示したと公表され、各国メディアやファンの非難に晒されたのだ。
スポーツ仲裁裁判所(CAS)の公聴会を経て、要保護である年齢(16歳未満)や、北京入国後の検査での陰性だった観点から継続出場は認可された。だが、国際的なバッシングを受けたワリエワは、本領を発揮できず。シングルでは4位に沈み、涙を流した。
もっとも、国内での評価は揺るぎない。ゆえに金メダル獲得に対するボーナスは支給された。『Sport 24』は、モスクワ出身である五輪のメダリストたちに対して同市が、金メダリストに400万ルーブル、銀メダリストに250万ルーブル(約200万円)、銅メダリストに170万ルーブル(約136万円)をそれぞれ支払うと伝えている。
なお、ROCのフィギュア勢では、シングルスでアンナ・シェルバコワが金メダル、アレクサンドラ・トゥルソワが銀メダルを獲得。そのため、モスクワ市出身の両者ももれなくボーナスを受け取る手はずになっている。
構成●THE DIGEST編集部
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