北京五輪・女子フィギュアスケートで銀メダルを獲得したアレクサンドラ・トゥルソワ(ロシア)が久々に公の場に姿を見せ、気になる今後のキャリアプランに言及した。
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現地日曜日、17歳のオリンピアンは故郷リャザンで開催された少年少女の競技会にゲストで招かれた。全競技終了後にはリンクに登場して、子どもたちにダルメシアンのぬいぐるみをプレゼントし、ステップやジャンプの基本的な動きをみずから手ほどき。地元メディア『69info』は「北京オリンピックで演じた映画『クルエラ』のワンちゃんたちを大量に抱えて登場すると、キッズたちは大喜び。トゥルソワは軽快な動きを披露して、スタンドの観客をも魅了した」と報じている。
イベント終了後、ロシア通信社『TASS』の取材に応じたトゥルソワは、近未来のビジョンについて問われると、次のように返答した。
「どうなるにせよ、なにかしらの形でフィギュアスケートに関わっていると思います。いまはまず、ショー(アイスショー)のことだけ。それからおそらく、たぶん、トレーニングをしようとするかもしれません。いまのところ、確定した決定のようなものはないんです」
そして、「オリンピック後のあなたを支えたものは?」と訊かれ、「サポートです。家族やファンの方々の支えがあってこそでした」と静かに答えた。
ロシア軍のウクライナ侵攻による制裁のため、ISU(国際スケート連盟)はロシア代表団の世界選手権出場を禁止。それに対抗する国内大会として急きょ開催が決定したのがチャンネル・ワン杯(3月24~27日)だ。トゥルソワは怪我説や引退説、さらにはFFKKR(ロシア・フィギュアスケート連盟)との確執などさまざまな要因を理由に、参加しないだろうと見られていたが、本人がきっぱりと回答した。
「オリンピックが終わったばかりで、(チャンネル・ワン杯で)演技をすることはできない。気持ちを切り替えて臨むなんて、私にはとても難しく感じられます。それくらいオリンピックはハードだった。だから少しの間、待ちたいと思います。上手く行けば、次のオリンピックに向かうかもしれません」
五輪で初めて5度の4回転ジャンプを成功させる離れ業をやってのけたが、結果は悔しい銀メダル。演技後は師匠であるエテリ・トゥトベリーゼ氏に「あなたはすべてを知っていた!」とまくし立て、抱擁を拒否するなどパニック状態に陥った。エキシビションではエネルギッシュなパフォ―マンスを披露して周囲をホッとさせたが、帰国後のセレモニーではメダルを持参せず、報道陣の問いかけにも「アンナ(シェルバコワ)が見せてくれるでしょ?」と素気なかった。
一部報道では、トゥトゥベリーゼ氏と距離を置くとも伝わる。それでも本人が明かした通り、4月に開催されるふたつのアイスショーには参戦予定だ。ひとつはエフゲニー・プルシェンコ氏が主催するもので、もうひとつはトゥトベリーゼ氏が毎年開催している全国ミニツアーだ。
またそこで、注目発言が飛び出すかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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イベント終了後、ロシア通信社『TASS』の取材に応じたトゥルソワは、近未来のビジョンについて問われると、次のように返答した。
「どうなるにせよ、なにかしらの形でフィギュアスケートに関わっていると思います。いまはまず、ショー(アイスショー)のことだけ。それからおそらく、たぶん、トレーニングをしようとするかもしれません。いまのところ、確定した決定のようなものはないんです」
そして、「オリンピック後のあなたを支えたものは?」と訊かれ、「サポートです。家族やファンの方々の支えがあってこそでした」と静かに答えた。
ロシア軍のウクライナ侵攻による制裁のため、ISU(国際スケート連盟)はロシア代表団の世界選手権出場を禁止。それに対抗する国内大会として急きょ開催が決定したのがチャンネル・ワン杯(3月24~27日)だ。トゥルソワは怪我説や引退説、さらにはFFKKR(ロシア・フィギュアスケート連盟)との確執などさまざまな要因を理由に、参加しないだろうと見られていたが、本人がきっぱりと回答した。
「オリンピックが終わったばかりで、(チャンネル・ワン杯で)演技をすることはできない。気持ちを切り替えて臨むなんて、私にはとても難しく感じられます。それくらいオリンピックはハードだった。だから少しの間、待ちたいと思います。上手く行けば、次のオリンピックに向かうかもしれません」
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一部報道では、トゥトゥベリーゼ氏と距離を置くとも伝わる。それでも本人が明かした通り、4月に開催されるふたつのアイスショーには参戦予定だ。ひとつはエフゲニー・プルシェンコ氏が主催するもので、もうひとつはトゥトベリーゼ氏が毎年開催している全国ミニツアーだ。
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