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「ロシアが優勝してから発表した」露スポーツ界の大物が“ワリエワ問題”に独自見解!「厳罰に処されるべき」と糾弾も

THE DIGEST編集部

2022.03.12

フリーの演技終了後、顔を手で覆ったワリエワ。ドーピング疑惑の最終裁定はいつ下されるのだろうか。(C)Getty Images

フリーの演技終了後、顔を手で覆ったワリエワ。ドーピング疑惑の最終裁定はいつ下されるのだろうか。(C)Getty Images

 北京五輪で世界に衝撃を与えたのが、フィギュアスケートのROC(ロシア・オリンピック委員会)代表、カミラ・ワリエワを巡るドーピング疑惑だ。
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 現地時間2月9日に行なわれたフィギュアスケート団体戦の最終日、ROCはワリエワらの活躍で金メダルを獲得。だが、IOC(国際オリンピック委員会)はメダル授与式を急きょキャンセルした。メダルを獲得した選手にドーピング疑惑が浮上したためで、翌10日にその対象者が、ワリエワであることが発表された。

 CAS(スポーツ仲裁裁判所)の裁定によってワリエワは大会参加の継続を許されたが、女子シングルのフリーではらしくないミスを連発して、まさかの4位で大会を終えた。IOCはドーピングに関する最終結果が出るまでメダルは授与できないとしており、3位に入った日本代表メンバーもいまだ銅メダルを手にしていない。

 このワリエワ問題について、北京五輪に出場したROCクロスカントリー代表団のヘッドコーチ、ユーリ・ボロダフコ氏が独自の見解を示した。ロシア・ウインタースポーツ界の重鎮は「陽性判定は大会前に出ていた」と推察する。

「オリンピックを振り返ると、やはり不快に感じたのがあの(ドーピングの)問題だ。私が考えるところでは、陽性判定はきっと大会前に出ていた。それをあえて、ワリエワが団体戦で優勝した直後に明るみにした。仰々しく話題を集める形で、ロシア代表を排除し、金メダルを奪い取るためだ」
 

 一方でボルダコフ氏は、ドーピングに関わった可能性がある“周辺”に対しては厳しい言葉をぶつけた。

 男女両代表チームを指揮する61歳は「怒りが抑えきれないのは、それを起こした者に対してもだ」と指導陣への不満を口にし、「15歳の少女に抱えられないほどの重荷を強いるべきではなかった。何年も前から禁じられている薬物が体内から出たわけで、偶然口にしてしまったのだとしても、(管理が)軽率にすぎる。プロフェッショナリズムに欠けているよ」と断じた。

 そして、「もしドクターがそれを使用したのなら、厳罰に処されるべきだ。トリメタジジンとはそれだけの薬物である」と強調した。

構成●THE DIGEST編集部

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