現地時間３月17日に行なわれた卓球「WTTシンガポールスマッシュ」の女子シングルス準々決勝で、日本代表の早田ひなは孫穎莎（中国）と対戦。東京五輪・女子シングルスの銀メダリストを相手に堂々たるパフォーマンスを披露し、各セットで接戦を演じたが、悔しい０-３のストレート負けを喫した。
【PHOTO】石川佳純、伊藤美誠、早田ひな、平野美宇…日本女子卓球界が誇る史上最強の逸材たちを一挙にチェック！

　すっかり“日本キラー”の異名が定着した孫穎莎は試合後、中国メディアのインタビューに応えて、早田のプレーぶりを絶賛した。「結果的には勝てましたが、今日の動きは十分ではありませんでした。昨日３試合をこなした影響があったのも確かです」と前置きしたうえで、次のように対戦相手を評した。

「３か月前にもシンガポールでハヤタと試合をしましたが、あの頃より彼女はすごく進化を遂げたように感じましたね。女子選手の全体を見渡しても、彼女のフォアハンドとバックハンドの打球の質はかなり高いと思いますから。とても攻撃的なスタイルを貫いていて、勇敢にショットを撃ち込んでくる。いろんな特長を持つアスリートです」
 
　孫穎莎に敗れた早田だが、今日土曜日にはさっそくリベンジの機会を得る。女子ダブルス決勝で、伊藤美誠と組む早田は、孫穎莎・王曼昱の最強ペアに挑むのだ。昨年11月の世界選手権決勝で敗北を喫した相手との再戦だ。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】シュミット、ビロディド、劉霊玲、リパコワに大和なでしこたちも厳選！ 東京五輪を彩った美女アスリートを一挙紹介！

【PHOTO】北京五輪で輝け！冬のスポーツシーンを彩る「美女トップアスリート」たちを一挙紹介！