１月29日、東京体育館で開催された『全日本卓球選手権』の女子ダブルスで、伊藤美誠（スターツ）／早田ひな（日本生命）ペアが、宋恵佳／成本綾海（ともに中国電力）ペアをゲームカウント３-１で破り、歴代最多タイの４連覇を達成した。

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　伊藤と早田のペアは、世界でも輝きを放ち続けている。昨年11月に開催された『世界卓球選手権』では、ソン・エイサとワン・マンユのペアに敗れたものの、銀メダル獲得という好成績を収め、貫禄を見せつけた。そんな日本卓球界の絶対的ペアには、中国メディアも「長期的なライバルであり、無視することはできない」と警戒を強めている。

　なぜ伊藤と早田のペアは強いのか――。この問いに中国のポータルサイト『新浪体育』は、独自の視点から分析。興味深いポイントを列挙した。

　このふたりについて「この勢いは日本では誰も止められない」と記した同メディアは、「それぞれの強さと抜群の相性が彼女たちのダブルスを際立たせている」とし、その強みのひとつであるサーブについて、「常に相手の脅威である」と絶賛した。

「シングルスであろうと、ダブルスであろうと、良いサーブは非常に重要である。利き手は違うが、ともにフォームは似ており、常に相手に脅威を与える。直接サーブで多くのポイントを獲得することができ、相手のリズムを崩すことができる」
  　さらに「お互いをサポートする能力が高い」と強調した『新浪体育』は、「優れた攻撃力と防御力を備えている強力なプレーヤーが、互いにサポートして協力し合う事で、欠点を補うことができ、戦いが容易になる」と見解を示した。

　最後に「ミマ・イトウとヒナ・ハヤタは、中国の女子卓球、とくにソン・エイサ、ワン・マンユのダブルスにとっても運命的なライバルであり、より多くの研究と注意をする必要がある」と再び警戒を強めた。はたして、２年後に迫るパリ五輪の舞台で、日本卓球最強のふたりは、どのような戦いを繰り広げるだろうか。今から楽しみである。

構成●THE DIGEST編集部

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