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「Z」マーク着用し式典参加の露スキージャンパーに海外記者らが怒り心頭「二度と出場してもらいたくない!」

THE DIGEST編集部

2022.03.19

北京五輪のスキージャンプ団体戦で、チームに銀メダルをもたらした2人。彼らがZマークを身につけ波紋を呼んでいる。(C)Getty Images

北京五輪のスキージャンプ団体戦で、チームに銀メダルをもたらした2人。彼らがZマークを身につけ波紋を呼んでいる。(C)Getty Images

 ロシア人ジャンパーが示した行動が世界中で波紋を呼んでいる。

 北京五輪のスキージャンプ団体戦でROC(ロシアオリンピック委員会)に銀メダルをもたらしたイリーナ・アブバクモワとエフゲニー・クリモフが、胸元に「Z」の文字があるジャケットを着用し、クリミア半島併合を祝うコンサート行事に出席したのだ。

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 この「Z」の文字は、ウクライナに侵攻したロシア軍の戦車や車両に描かれているもので、プーチン大統領を支持するシンボルでもある。五輪代表さらに先日までW杯に出場していた彼らの行動には、非難の声が殺到している。
 
 そのひとりが、米紙『New York Times』のターリク・パンジャ記者だ。同氏は、「IOCはロシア選手をオリンピックに参加させるために必死だった。そして今日、メダルはこうして使われた」と嘆いている。

 また、ポーランド局『TVP SPORT』でディレクターを務めるミハル・フミエレフスキ氏も、「このクソ野郎。ポーランドでW杯開催する時にはスタンドの期待も裏切らないようにしたい。それよりも彼が二度とジャンパーとして出場しないでもらいたい」と激怒。さらには元スイス代表のガビ・カーレン氏も反応し、「具合悪くなる」と一緒に競技していることに嫌気がさした様子だ。

 クリモフは、先月末のW杯で手袋に書かれていたロシア国旗をカメラの前で披露して問題となったジャンパーでもある。様々な競技で政治とスポーツは切り離すべきという訴えもあるが、この様な行動から見る限り、当面難しそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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