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フィギュア・ペア三浦璃来&木原龍一が日本勢初の銀メダル獲得! 波乱のFSを制したのは米国クニエリム&フレイジャー【世界選手権】

THE DIGEST編集部

2022.03.25

日本勢としては10年ぶりの表彰台乗りを果たした三浦・木原組。(C)International Skating Union (ISU)

 現地時間3月24日、フランス・モンペリエでフィギュアスケートの世界選手権が2日目を迎え、男子シングルのショートプログラム(SP)、そしてペアのフリースケーティング(FS)が行なわれた。

 ペアFSには、前日のショートプログラム(SP)で3位に入った日本の三浦璃来&木原龍一組が登場。SPではスロージャンプでミスがあったがフリーではジャンプがなかなか揃わず。しかし、安定したリフトとスピード感のあるスケーティングで演技を終え、FS127・97点、総合199・55点を獲得し、2位で終えた。これにより、日本勢としては10年ぶりの表彰台乗り、そして同大会では日本勢初の銀メダル獲得を果たした。

 また、SP2位につけていたアシュリー・ケイン・グリブル&ティモシー・ルデュクは、演技中に前者が転倒して起き上がれず、担架で搬送される事態となり、演技を中断。棄権している。
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ペアの最終結果は以下。

1、アレクサ・クニエリム&ブランドン・フレイジャー(米国) SP75・88点 FS144・21点 総合221・09点
2、三浦璃来&木原龍一(日本) SP71・58点 FS127・97点 総合199・55点
3、ヴァネッサ・ジェームス&エリック・ラドフォード(カナダ) SP66・54点 FS130・78点 総合197・32点
4、カリナ・サフィナ&ルカ・ベルラヴァ(ジョージア) SP67・36点 FS124・38点 総合191・74点
5、ミネルヴァ・ファビアン・ハーゼ&ノーラン・ジーゲルト(ドイツ) SP66・29点 FS123・32点 総合189・61点
6、エヴリン・ウォルシュ&トレント・ミショー(カナダ) SP60・28点 FS115・74点 総合176・02点
7、ミリアム・ツィーグラー&セヴェリン・キーファー(オーストリア) SP60・79 FS105・89点 総合166・68点
8、カミーユ・コバレフ&パヴェル・コバレフ(フランス) SP50・95点 FS102・78点 総合153・73点
9、ダリア・ダニロワ&ミシェル・ツィーバ(オランダ) SP49・52点 FS99・02点 総合148・55点
10、ゾーイ・ジョーンズ&クリストファー・ボヤジ(イギリス) SP49・67点 FS94・57点 総合144・24点
11、ドロタ・ブロダ&ペドロ・ベテゴン・マルティン(スペイン) SP48・66点 FS84・92点 総合133・58点
12、ハイレイ・コップス&エフゲニー・クラスノポルスキー(イスラエル) SP44・45点 FS82・00点 総合126・45点
棄権
アシュリー・ケイン・グリブル&ティモシー・ルデュク(米国) SP75・82点
ソフィア・ホリチェンコ/アルチョム・ダレンスキー(ウクライナ) SP44・95点

構成●THE DIGEST編集部

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