現地３月26日、ロシアのサランスクで開催されている「チャンネル・ワン杯」に注目のカミラ・ワリエワが登場。"ドーピング疑惑"に揺れた北京五輪のフリー以来となる演技を披露し、女子シングル・ショートプログラムで首位に立った。
【北京五輪PHOTO】号泣するワリエワ…さまざまな感情が交錯する、女子シングル「キス＆クライ」の様子を一挙紹介！
４位に終わった北京五輪で失敗した冒頭のトリプルアクセルを回避するなど、ジャンプはセーフティにまとめた印象ながら、ほぼノーミスの完璧なパフォーマンスで観衆を魅了。83･62点をマークしてトップに躍り出た。２位には北京五輪金メダルのアンナ・シェルバコワ（82･90点）が付け、３位にはエリザベータ・トゥクタミシェワ（81･63点）が食い込んだ。
ロシア軍のウクライナ侵攻によって、ISU（国際スケート連盟）はロシアおよびベラルーシ選手団の世界選手権（３月21～27日／フランス・モンペリエで開催）出場を禁じた。これに反発したロシア側は代替大会として「チャンネル・ワン杯」を企画し、世界選手権と同じタイミングでの開催にこぎ着けた。大会は赤と青の２チームが対抗戦形式で戦うレギュレーションだ。
構成●THE DIGEST編集部
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