F1サウジアラビア・グランプリは3月26日に予選が行なわれ、アルファタウリの角田裕毅はマシントラブルで出走することができず、決勝は19番グリッド(最後尾)からのスタートを余儀なくされることとなった。
先に行なわれたフリー走行3回目で、19周回を重ねてベストタイム1分30秒415(全体の10番手)を計測して準備を終えた角田は、予選Q1でコースインするも、すぐに無線でピットに戻るよう指示を受けると、しばらくコクピットに収まったまま、トラブルが解消されるのを待ったが、残念ながら間に合わず、無念の2戦連続Q1脱落となった。
自身のミスで車を大破させた昨季(エミリア・ロマーニャGP)とは全く異なる事情ながらも、またしてもシーズン2戦目は予選ノータイムに終わった角田。チーム公式サイトを通して、「車に問題が起き、予選でタイム計測を行なえず、残念な1日になりました。僕は何も感じませんでしたが、チームからの指示でピットに戻らざるを得ませんでした」と予選を振り返り、以下のように失望を表わすとともに、決勝にも言及している。
「車からは自信を得ており、予選Q3進出を狙っていたので、走行できなかったことはとても残念です。(今回のジェッダ市街地コースは)バーレーンのようにハイスピードのコーナーがあってオーバーテイクがしやすいコースではありませんが、前に行けるようベストを尽くします」
また、フランスの専門メディア『Motorsport NEXTGEN-AUTO.com』は、予選後の彼の「FP2以降、とにかく問題が多すぎ、それが止まりません。この状態が続いてはいけません。車は、安定してトップ6を狙えるだけのポテンシャルの高さを持っているし、今週末は良いパフォーマンスを見せていただけに、走行できないのは残念です。信頼性の低さが全てを台無しにしてしまいます。最後尾からのスタートで、難しいレースになると思います」という、苛立ちを垣間見せるコメントを紹介している。
チームもSNSに「FP3でトップ10に入った後の予選で、トラブルにより走行できないというフラストレーションの溜まる1日」、また「運に見放された」とも投稿。テクニカルディレクターのジョディ・エギントンも「誰にとっても苛立たしいことだが」と心情を吐露しながら、「ユウキは予選Q1でウォーターシステムの問題が疑われ、これまでの良い流れを活かすことができなかった」と原因の一部を明かした。
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先に行なわれたフリー走行3回目で、19周回を重ねてベストタイム1分30秒415(全体の10番手)を計測して準備を終えた角田は、予選Q1でコースインするも、すぐに無線でピットに戻るよう指示を受けると、しばらくコクピットに収まったまま、トラブルが解消されるのを待ったが、残念ながら間に合わず、無念の2戦連続Q1脱落となった。
自身のミスで車を大破させた昨季(エミリア・ロマーニャGP)とは全く異なる事情ながらも、またしてもシーズン2戦目は予選ノータイムに終わった角田。チーム公式サイトを通して、「車に問題が起き、予選でタイム計測を行なえず、残念な1日になりました。僕は何も感じませんでしたが、チームからの指示でピットに戻らざるを得ませんでした」と予選を振り返り、以下のように失望を表わすとともに、決勝にも言及している。
「車からは自信を得ており、予選Q3進出を狙っていたので、走行できなかったことはとても残念です。(今回のジェッダ市街地コースは)バーレーンのようにハイスピードのコーナーがあってオーバーテイクがしやすいコースではありませんが、前に行けるようベストを尽くします」
また、フランスの専門メディア『Motorsport NEXTGEN-AUTO.com』は、予選後の彼の「FP2以降、とにかく問題が多すぎ、それが止まりません。この状態が続いてはいけません。車は、安定してトップ6を狙えるだけのポテンシャルの高さを持っているし、今週末は良いパフォーマンスを見せていただけに、走行できないのは残念です。信頼性の低さが全てを台無しにしてしまいます。最後尾からのスタートで、難しいレースになると思います」という、苛立ちを垣間見せるコメントを紹介している。
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