日本バレーボール協会(JVA)は4月4日、今年度の日本代表男子登録選手35人を発表した。初選出は17歳の麻野堅斗(東山高3年)ら15人で、石川祐希(ミラノ)が2020東京五輪から引き続き主将を務め、2024年パリ五輪出場を目指す。東京五輪前に代表から漏れた柳田将洋(サントリー)は、今回も選ばれなかった。オンラインで記者会見したフィリップ・ブラン監督は、がんを公表し闘病中の藤井直伸(東レ)に「試練に打ち勝ち、以前の彼よりも強くなって帰ってくる」と回復を願うメッセージを送ったことを明かした。
初選出には210センチのオポジット(OP)・牧大晃(筑波大1年)、206センチのミドルブロッカー(MB)・麻野、200センチのOP、MB・甲斐優斗(専修大1年)ら、高さのある将来性豊かな選手が含まれた。
今年から世界ランキングが常に変動し、パリ五輪出場権を得るためにはどの国際大会も重要になる。東京五輪までのコーチから昇格し指揮を執るブラン監督は、自身の母国、フランスで開催されるパリ五輪に向け、「ネーションズリーグ(VNL)、世界選手権の二つの主要大会で世界ランキングを上げる必要がある。出場権を獲得するため、何としてもベスト10以内に入らなければならない」と、今年6月以降に開催予定の国際大会の重要性を強調。南部正司・男子強化委員長も「ランキングが重要になるので、どの大会も最強メンバーで臨む」と、メンバーを固定することなく、急速に伸びてきた選手も登用していく方針を示した。
一方で、またしても柳田は代表チームの構想から外れることになった。3日に終わったV1リーグ男子のレギュラーラウンドで、柳田はアタック決定率で52.0%と日本人トップの4位につけ、サーブ効果率でも同2位と高い数字を残した。3日にブラン監督が視察したジェイテクト戦では、リーグ戦の疲れからか万全の状態とは言えなかったが、チームを言葉とプレーで引っ張る柳田らしさは健在だった。
初選出には210センチのオポジット(OP)・牧大晃(筑波大1年)、206センチのミドルブロッカー(MB)・麻野、200センチのOP、MB・甲斐優斗(専修大1年)ら、高さのある将来性豊かな選手が含まれた。
今年から世界ランキングが常に変動し、パリ五輪出場権を得るためにはどの国際大会も重要になる。東京五輪までのコーチから昇格し指揮を執るブラン監督は、自身の母国、フランスで開催されるパリ五輪に向け、「ネーションズリーグ(VNL)、世界選手権の二つの主要大会で世界ランキングを上げる必要がある。出場権を獲得するため、何としてもベスト10以内に入らなければならない」と、今年6月以降に開催予定の国際大会の重要性を強調。南部正司・男子強化委員長も「ランキングが重要になるので、どの大会も最強メンバーで臨む」と、メンバーを固定することなく、急速に伸びてきた選手も登用していく方針を示した。
一方で、またしても柳田は代表チームの構想から外れることになった。3日に終わったV1リーグ男子のレギュラーラウンドで、柳田はアタック決定率で52.0%と日本人トップの4位につけ、サーブ効果率でも同2位と高い数字を残した。3日にブラン監督が視察したジェイテクト戦では、リーグ戦の疲れからか万全の状態とは言えなかったが、チームを言葉とプレーで引っ張る柳田らしさは健在だった。