2022年F1世界選手権は2戦を終え、アルファタウリは8ポイントを獲得して、コンストラクターズランキングの7位につけている。
バーレーン・グランプリでは、ピエール・ガスリーが決勝の終盤にリアから火を噴いてリタイア。一方、後方グリッドからスタートした角田裕毅は安定したドライビングで順位を上げ続けて、ルーキーイヤーの昨季開幕戦を上回る8位入賞を飾った。
続くサウジアラビア戦では、ガスリーが粘り強く走り切って8位で4ポイントを獲得したのに対し、角田はフリー走行からマシントラブルに見舞われ、予選でタイムアタックに臨めなかっただけでなく、決勝もグリッドに着くことすら叶わずに、車を降りることを余儀なくされている。
ともに同数のポイントを稼ぎ、トラブルにも泣かされるという、2戦で同じ状況を味わうことになった2人のドライバー。フライングラップでの速さでは、やはりフランス人ドライバーが今季も上回っているものの、2年目の日本人ドライバーは昨季に比べて落ち着きや安定感を抱かせており、今後も期待できるという点で違いはない。
一方、2022年型車「AT03」は、今季より導入されたグラウンドエフェクトという新たな空力コンセプト、18インチタイヤ、ホンダの後を受けたレッドブル・パワートレインズのパワーユニット(PU)、新燃料に対応する上で、まだ幾つかの課題を残しており、セッティングによって速さを失ったり、PU関連をはじめトラブルが頻発したりするのは、昨季には見られなかった姿である。
そんな、イタリア・ファエンツァのチームを、「ドライバーと良い車に依存しており、自信を有し、サプライズを起こす可能性がある」と評するドイツのスポーツ紙『BILD』が、2戦を終えた時点での同チームについて評価を下すとともに、ランク付けも行なっている。
前述の通り、片方のドライバーがポイントを獲得する一方で、もう片方がトラブルに見舞われるということで「新しいシーズンの始まりは、やや起伏に富んでいる」と表現した同メディアは、「アルファタウリは今季も、上位チームを悩ませる存在であることを望んでおり、昨季はチャンピオンシップ6位に終わったものの、さらに上昇する可能性がある」とポジティブな展望を示した。
【関連記事】「クラッシュは続くだろう」2年目の角田裕毅にトスト代表は寛容な姿勢。21歳の日本人ドライバーは名伯楽が期待する“王者の足跡”を辿れるか?
バーレーン・グランプリでは、ピエール・ガスリーが決勝の終盤にリアから火を噴いてリタイア。一方、後方グリッドからスタートした角田裕毅は安定したドライビングで順位を上げ続けて、ルーキーイヤーの昨季開幕戦を上回る8位入賞を飾った。
続くサウジアラビア戦では、ガスリーが粘り強く走り切って8位で4ポイントを獲得したのに対し、角田はフリー走行からマシントラブルに見舞われ、予選でタイムアタックに臨めなかっただけでなく、決勝もグリッドに着くことすら叶わずに、車を降りることを余儀なくされている。
ともに同数のポイントを稼ぎ、トラブルにも泣かされるという、2戦で同じ状況を味わうことになった2人のドライバー。フライングラップでの速さでは、やはりフランス人ドライバーが今季も上回っているものの、2年目の日本人ドライバーは昨季に比べて落ち着きや安定感を抱かせており、今後も期待できるという点で違いはない。
一方、2022年型車「AT03」は、今季より導入されたグラウンドエフェクトという新たな空力コンセプト、18インチタイヤ、ホンダの後を受けたレッドブル・パワートレインズのパワーユニット(PU)、新燃料に対応する上で、まだ幾つかの課題を残しており、セッティングによって速さを失ったり、PU関連をはじめトラブルが頻発したりするのは、昨季には見られなかった姿である。
そんな、イタリア・ファエンツァのチームを、「ドライバーと良い車に依存しており、自信を有し、サプライズを起こす可能性がある」と評するドイツのスポーツ紙『BILD』が、2戦を終えた時点での同チームについて評価を下すとともに、ランク付けも行なっている。
前述の通り、片方のドライバーがポイントを獲得する一方で、もう片方がトラブルに見舞われるということで「新しいシーズンの始まりは、やや起伏に富んでいる」と表現した同メディアは、「アルファタウリは今季も、上位チームを悩ませる存在であることを望んでおり、昨季はチャンピオンシップ6位に終わったものの、さらに上昇する可能性がある」とポジティブな展望を示した。
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