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格闘技・プロレス

タオル投入は「良い判断」。大物ゴロフキンの“9回TKO劇”に米記者反応! 健闘の村田諒太には「何も恥じることはない」と賛辞も

THE DIGEST編集部

2022.04.09

リング上で健闘を称え合うゴロフキン(左)と村田(右)。ハイレベルな内容に反響が広がっている。(C)Getty Images

リング上で健闘を称え合うゴロフキン(左)と村田(右)。ハイレベルな内容に反響が広がっている。(C)Getty Images

 激しい打ち合いとなった名勝負に海外メディアから賛辞が送られている。

【PHOTO】WBA世界ミドル級スーパー王者に昇格!最強”村田諒太”の厳選ショット!

 4月9日、プロボクシングのWBA・IBF世界ミドル級王座統一戦がさいたまスーパーアリーナにて行なわれ、IBF王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)がWBAスーパー王者の村田諒太(帝拳)に9回TKOで勝利。プロキャリアの戦績は、これで42勝(37KO)1敗1分となった。

 序盤は、村田が圧力をかけていたものの、徐々にゴロフキンがギアを上げ始め、マウスピースを飛ばされる場面があった6回からは、完全に形勢が逆転。村田もタフネスを見せつけるが、ゴロフキンは攻撃の手を緩めない。最後も容赦なくラッシュをかけ、最後は村田陣営から無念のタオルが投げ込まれた。

 各方面から熱い視線が注がれていた一戦が幕を閉じた。しかし、試合の結果には海外メディアも続々と反応を示している。米ジャーナリストのアリエル・ヘルワニ氏は、「GGGは40歳でもまだやれる」と公式ツイッターに綴り、「楽しい試合だった」としたうえで、タオル投入については「良い判断だった」と支持する姿勢を示した。

 また、米ボクシング専門誌『The Ring』の名物コラムニスト、マイケル・モンテロ氏は、「ムラタは何も恥じることはない。文字通りすべてを出し尽くし、序盤は非常にうまくいっていた」とツイート。一方、ゴロフキンの戦いぶりには、「スロースタートだったが、すぐにリングの錆を落とし、中盤から主導権を握った」と言及している。

 フラッシュインタビューでは、「想像していたものと違うものを感じた。自分が思っていたよりも凄いなという点とこれは結構いけたという点とかがあった」と率直な感想を明かした村田。今後のスケジュールは明らかになっていないが、はたして去就はどうなるのだろうか――。

構成●THE DIGEST編集部

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