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モータースポーツ

「簡単な芸当ではない」F1第4戦、7位入賞の角田裕毅に各国メディアも高採点! スタートから5ランクアップに称賛の声

THE DIGEST編集部

2022.04.27

角田が7位入賞を飾り、6ポイントを獲得。開幕戦以来のポイント獲得で、通算10ポイントとした。(C) Getty Images

角田が7位入賞を飾り、6ポイントを獲得。開幕戦以来のポイント獲得で、通算10ポイントとした。(C) Getty Images

 F1第4戦のエミリア・ロマーニャ・グランプリ、アルファタウリの角田裕毅は12番グリッドからスタートした決勝で安定したレースを展開、多くのオーバーテイクを披露して7位入賞という今季最高の成績を残した。

 ホームレースでの予選でQ1脱落という失意を味わったものの、スプリント、決勝での見事な巻き返し、そしてチームメイトのピエール・ガスリーを順位、タイムともに上回ったことで、各国メディアの彼に対する評価も非常に高いものとなっているようだ。
 
 英国の日刊紙『EXPRESS』は10点満点の採点で「7」を与え、寸評では「21歳のドライバーによる力強いレース。難しい路面コンディションと狭いコースの中で、幾つかのオーバーテイクを披露してみせた」と賛辞を贈っている。

 また、F1専門サイト『planetf1』は、「ガスリーと正々堂々戦って打ち負かすという、これまで滅多になかったことにより、この週末は角田に自信を与えたに違いない。ケビン・マグヌッセン(ハース)とセバスティアン・ヴェッテル(アストンマーティン)をオーバーテイクしたことで、彼はスターティンググリッドから5つ順位を上げ、今季最高の7位フィニッシュを果たした」として、採点も「8.5」と高いものとなった。

 続いてモータースポーツ専門サイト『THE RACE』も高採点の「8」で、「予選ではタイムを残して最終アタックを終えたことでQ1敗退を喫することになったが、そこでもガスリーより良い仕事をこなした。決勝では9番手に上がった後、後続車からのプッシュを耐え抜いた。予選の不運から見事にリカバリーを果たし、決勝でもうまくレースを実行して見せた」と、失意の予選からもポジティブな面を挙げている。

 一方、オランダのF1専門サイトは『GPBLOG』は、寸評で「この週末、力強いドライビングを披露。金曜日からチームメイトより速かった日本人ドライバーは、2つのレースでも上の順位につけることができた。レースウィークエンドを通して堅実なパフォーマンスを発揮して7位入賞、獲得ポイントは6(通算では10)にまで上昇した」と振り返り、採点は「8.5」とした。
【動画】角田裕毅の華麗なオーバーテイク! マグヌッセンを捉えた!!

【動画】角田裕毅の「2台抜き」シーンをチェック!順位は一時6位まで上昇
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