F1第5戦のマイアミ・グランプリで、アルファタウリの角田裕毅は9番グリッドからスタートしたものの、12位フィニッシュでポイント獲得は果たせなかった。
前回のエミリア・ロマーニャGPでは厳しい状況を自らの力で打破して今季最高の成績(7位)を残すなど、成長ぶりを感じさせた日本人ドライバーは、今回もセッションごとに進化を示し、予選では今季初のQ3進出を果たしてみせたが、レースではスタートからグリッド不足とペース不足に苦しみ、2戦連続での好結果はならなかった。
予選では予想以上の好成績、決勝では期待外れという形となった角田について、各国のメディアはネガティブに報じており、イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は「イタリア・ファエンツァのチームが待ち望んでいたのは、別の結末だった」「角田はペース不足に苦しみ、ポジションダウン。後方でのレースでトラブルに巻き込まれないよう注意を払い続け、終盤にセーフティーカー導入でリカバリーを試みたが、できることはほとんどなかった」と綴っている。
【関連記事】F1第5戦、12位の角田裕毅は「パフォーマンスの乏しさ」に苛立ち。専門メディアは“マイアミGPの敗者”にアルファタウリを選出 各メディアの採点では、10点満点で軒並み「4」~「5.5」という及第点以下で占められており、英国の日刊紙『EXPRESS』は「5」、寸評では「角田にとってこの週末は輝かしく始まったが、最終的には例によって憂鬱な結末を迎えた。多くの問題を抱え、12位フィニッシュでチームにポイントをもたらすことができなかった」と記述。同採点の『METRO』紙は「日本人ドライバーにとっては、全く印象に残らないレース。トップ10でスタートしながら、ポイント圏外に落ちたことで大きな失望を味わった」と評した。
スポーツ専門サイトの『sportskeeda』は「4」という厳しい採点で、「ミディアムタイヤのグリップ不足により、彼のレースは、順位を大きく落とした平凡な第1スティントでほぼ決した。アルファタウリの日本人ドライバーは、昨季からの改善を見せているものの、まだ波がある」と指摘。モータースポーツ専門メディアでは、英国の『THE RACE』が同じく「4」をつけ、以下のように評した。
「フリー走行と予選では堅実な走りを見せ、再びチームメイトのピエール・ガスリーを上回るかと思われたが、Q3ではターン7、8でタイムを失い、0.25秒ほどの差をつけられた。スタートから数周は10番手をキープするが、タイヤの不具合で13番手に転落。状況が改善された第2スティントでもスピードは上がらず、終盤の混乱の中でもポイント圏内に復帰することはできなかった。希望を持って臨んだ週末は、悪いレースで終わった。ゆえに平均以下の評価とした」
前回のエミリア・ロマーニャGPでは厳しい状況を自らの力で打破して今季最高の成績(7位)を残すなど、成長ぶりを感じさせた日本人ドライバーは、今回もセッションごとに進化を示し、予選では今季初のQ3進出を果たしてみせたが、レースではスタートからグリッド不足とペース不足に苦しみ、2戦連続での好結果はならなかった。
予選では予想以上の好成績、決勝では期待外れという形となった角田について、各国のメディアはネガティブに報じており、イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は「イタリア・ファエンツァのチームが待ち望んでいたのは、別の結末だった」「角田はペース不足に苦しみ、ポジションダウン。後方でのレースでトラブルに巻き込まれないよう注意を払い続け、終盤にセーフティーカー導入でリカバリーを試みたが、できることはほとんどなかった」と綴っている。
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スポーツ専門サイトの『sportskeeda』は「4」という厳しい採点で、「ミディアムタイヤのグリップ不足により、彼のレースは、順位を大きく落とした平凡な第1スティントでほぼ決した。アルファタウリの日本人ドライバーは、昨季からの改善を見せているものの、まだ波がある」と指摘。モータースポーツ専門メディアでは、英国の『THE RACE』が同じく「4」をつけ、以下のように評した。
「フリー走行と予選では堅実な走りを見せ、再びチームメイトのピエール・ガスリーを上回るかと思われたが、Q3ではターン7、8でタイムを失い、0.25秒ほどの差をつけられた。スタートから数周は10番手をキープするが、タイヤの不具合で13番手に転落。状況が改善された第2スティントでもスピードは上がらず、終盤の混乱の中でもポイント圏内に復帰することはできなかった。希望を持って臨んだ週末は、悪いレースで終わった。ゆえに平均以下の評価とした」