格闘技・プロレス

井上尚弥にドネア母国紙が「素晴らしいの一言に尽きる」と高評価! 独自PFPで「当然の結果だ」と1位に選出

THE DIGEST編集部

2022.05.22

バンタム級で文字通り敵なしの強さを誇る井上(右)。ドネア(左)の母国メディアからも圧倒的な支持を集めている。(C)Getty Images

 連勝街道を突き進む"モンスター"に、対戦相手のメディアからも最高評価が寄せられた。

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 現地時間5月21日、フィリピンの地元紙『SunStar』は、全階級のボクサーを格付けした独自のパウンド・フォー・パウンド(PFP)を発表。各階級の猛者が名を連ねるなか、WBA・IBF世界バンタム級統一王者に君臨する井上尚弥(大橋)が、栄えある1位に輝いた。

 6月7日のさいたまスーパーアリーナにて、WBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)との同級3団体統一戦を控えている井上。3-0の判定勝ちを収めた2019年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝以来、2年7か月ぶりのリマッチとなる。

 記事では、「カネロの敗北により、"モンスター"がトップに躍り出たが、これは当然の結果だ」と記し、今回のランキングを決めるに際して、"カネロ"こと4団体統一世界スーパーミドル級王者のサウル・アルバレス(メキシコ)が、今月7日のWBA世界ライトヘビー級タイトルマッチで敗れた影響もあったようだ。

 さらに、「これまでのところ、彼は素晴らしいの一言に尽きる」と井上のキャリアを振り返った同紙は、「来月は我らがノニト・ドネアとの対戦が予定されている」と次戦に注目。「"フィリピンの閃光"がイノウエにキャリア最大の試練を与えたのを考えると、これは興味深い」との期待も記されている。

 今回発表された『SunStar』の最新PFPは、以下のとおり。

1位 井上尚弥(大橋)
2位 テレンス・クロフォード(米国)
3位 サウル・アルバレス(メキシコ)
4位 オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
5位 タイソン・フューリー(英国)
6位 ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)
7位 エロール・スペンス(米国)
8位 ドミトリー・ビボル(ロシア)

構成●THE DIGEST編集部

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