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格闘技・プロレス

王者・朱里、プロミネンス世羅りさにTKO勝ちで赤いベルト防衛!「そういうの使わなくても強えじゃん」【スターダム】

THE DIGEST編集部

2022.05.29

赤いベルトを掲げる朱里。プロミネンスのリーダー世羅りさにTKO勝ちした。写真:徳原隆元

赤いベルトを掲げる朱里。プロミネンスのリーダー世羅りさにTKO勝ちした。写真:徳原隆元

 ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムが28日、ビッグマッチ『STARDOM Flashing Champions 2022』東京・大田区総合体育館大会を開催した。

 メインイベントでは“赤いベルト”こと、ワールド・オブ・スターダム選手権試合、チャンピオンのゴッズアイのリーダー朱里に、プロミネンスのリーダー世羅りさが挑戦した。この試合は双方が同意の上、時間無制限によるギブアップかKOのみ場外カウント無しの完全決着ルールが採用された。両者のシングルマッチは、2020年9月にアイスリボンの後楽園ホール大会で実現しており、この時は世羅が勝利をしている。

【動画】リング上に現れた渡辺桃が、王者・朱里にワールド王座への挑戦を表明!一触即発の雰囲気に…
 世羅のセコンドにはこの日、コズミック・エンジェルスに快勝したプロミネンスのメンバーがズラリ。立ち上がりこそグラウンドの攻防などを見せた世羅だが、プロミネンスは序盤から介入を試みる。世羅が場外に降りると、柊くるみが竹刀を渡す。これを村山大値レフェリーが制止すると、朱里が突進し馬乗りになって張り手を連発。すると体勢が入れ替わり、世羅がエルボーを連発。朱里が張り手で応戦すると、世羅はなんと首絞め。これはレフェリーが反則と見做して世羅を止めたが、2人は大技を惜しまない。

 世羅はレフェリーを背後から竹刀で殴打すると、朱里にも竹刀攻撃。レフェリーがダウンしている間にプロミネンスがリングに上がり、朱里に攻撃。世羅は断崖式羅紗鋏を決めるなどやりたい放題。すると朱里の最強のボディーガード、ゴッズアイの壮麗亜美が現れ、プロミネンス勢をなぎ倒すが、世羅が壮麗の背後から竹刀攻撃。

 朱里をリングに戻した世羅は朱里の頭部に竹刀をフルスイング。さらにコーナーに乗せて、雪崩式の羅紗鋏を決めて、レフェリーにダウンカウントを命じる。カウント9で立った朱里は、世羅の竹刀を奪うとへし折って見せる。槍投げでコーナーマットに頭から突き刺すと、串刺しニーからミドルキックを連打。右ハイキックから、顔面を蹴り上げスリーパーホールドで捕獲。ギブアップをしない世羅にプロミネンスのメンバーがタオルを投入し、朱里がTKO勝ちで死闘を制した。
 
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