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バレーボール

「引退ではございません」バレー元日本代表の柳田将洋がサントリー退団を発表!「次のステージでも活かしていきたい」と意欲も

THE DIGEST編集部

2022.05.31

2018年から日本代表キャプテンを務めた柳田は、所属するサントリーサンバーズを退団することを発表した。(C)Getty Images

2018年から日本代表キャプテンを務めた柳田は、所属するサントリーサンバーズを退団することを発表した。(C)Getty Images

 5月31日、バレーボールのVリーグ1部サントリーサンバーズは、男子日本代表で主将としても活躍した柳田将洋が退団することを発表した。

 大学3年生だった2013年に日本代表入りした柳田は、2014/15シーズンに同チームに入団。着々と力をつけたが、悔しくも男子日本代表は、2016年のリオ五輪の出場権を逃した。翌年にプロに転向した柳田は、ポーランドやドイツに渡って武者修行を行なった。

 2018年には代表の主将に就任したアウトサイドヒッターは、2020年に再び同チームに復帰。Vリーグや黒鷲旗で優勝するなど大きく貢献。しかし東京五輪直前に代表メンバーから漏れた29歳は、4月に発表された今季の「龍神NIPPON」からも外されていた。
 
 サントリーサンバーズの公式HPで、柳田は「4シーズン、サンバーズでプレーをし、優勝もつらい経験もこのチームでできたことに感謝しています。また、チームメイト、いつも支えてくださったサンバーズファンの皆さんにも感謝の気持ちでいっぱいです」とメッセージを綴ったうえで、こう意気込んだ。

「これからは、これまで皆さんと積み上げてきた経験を次のステージでも活かしていきたいと思います」

 同報告はSNSで大きな反響を呼んだ。“引退”と勘違いするファンが多かったこともあってだろうか、本人はSNSで「引退ではございませんので来シーズンも競技の方、引き続きご声援の程宜しくお願い致します」と改めてコメントを発している。

 元日本代表のキャプテンは、次なるステップは何を選択するだろうか。国内トップクラスの実力を持つ彼の今後の動向に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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