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ゴルフ

「私も全く知らなかった」松山英樹のクラブ規定違反に“ゴルフ界の帝王”も驚き。 予期せぬ失格騒動に「とても残念だ」

THE DIGEST編集部

2022.06.05

史上最高のゴルファーと称されるニクラス(左)は、松山(右)の“失格騒動”に何を想ったのか。(C)Getty Images

史上最高のゴルファーと称されるニクラス(左)は、松山(右)の“失格騒動”に何を想ったのか。(C)Getty Images

 まさかの失格に“ゴルフ界の帝王”も驚きを隠せない。

【画像】フェース面に白いペイント。松山使用の3番ウッドを捉えた実際の写真

 現地時間6月2日、米男子ゴルフツアー『メモリアル・トーナメント』(米オハイオ州・ミュアフィールドビレッジGC)の初日に登場した松山英樹(LEXUS)は、前半9ホールを3オーバーでラウンド。しかしその直後、クラブ規定違反による失格が伝えられ、大会から去ることになったのだ。

 問題となったのは、3番ウッドのフェース面に引かれていた白いペイント。塗料の量が基準を超えていたことで、ゴルフ規則「プレーヤーの用具」に抵触し、打球の飛距離に影響を与えると判断された形だ。松山は、実際にこのクラブを1番のティーショットで使用していた。

 これを受け、メジャー通算18勝のジャック・ニクラス氏(米国)は、2014年大会の覇者でもある松山について、「彼はここが好きだし、ここでいいプレーをしてきた」と印象を明かし、「あの件はとても残念だ」と話したという。米専門メディア『Golf.com』が伝えている。

 また、ゴルフ専門チャンネル『Golf Channnel』に出演したニクラス氏は、「バカげて聞こえるかもしれないが、私はこの裁定について十分に理解していない」と正直な感想をコメント。「私は古い時代の人間で、ああいったことは全く知らなかった」と続けており、レジェンドにとっても予期せぬ事態だったようだ。

 なお、波乱の幕開けとなった同大会は、2日目終了時点で、今季2勝を挙げているキャメロン・スミス(オーストラリア)が通算8アンダーの単独首位につけている。

構成●THE DIGEST編集部

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