敗者への敬意を忘れない。新王者となった男が見せたベルトにふさわしい振る舞いが話題となっている。
4月9日、ボクシングのIBFスーパーフェザー級タイトルマッチが、カーディフで行なわれ、同級3位ジョー・コルディナ(英国)が、王者の尾川堅一(帝拳)に2回1分15秒でノックアウト勝ち。見事に初戴冠を果たした。
尾川が「アゴで倒れされたのは初めてなので、これはもう自分の完全な負け」と振り返ったように、目にもとまらぬ速さの右ストレートでベルトを手にしたコルディナ。14戦無敗でスターダムをのし上がってきた30歳にとっては嬉しい初戴冠となった。
そんな試合後にコルディナはベルトを片手に尾川の控室を来訪。「まずはここまで来てくれて感謝がしたい」と“ホーム”での試合を受け入れたライバルへの想いを口すると、勝ち取ったベルトを尾川へと手渡し、次のようなメッセージを送った。
「また機会があれば、もう一度やろう。あなたならもう一度世界チャンピオンになれる。安全に日本まで帰ってほしい」
試合が終わればノーサイド――。目を潤ませながら「強かった……」とこぼした尾川と、同陣営のスタッフたちと丁寧に握手をかわしたコルディナ。彼が見せたスポーツマンシップに溢れた振る舞いがSNSを中心に拡散されると、各国メディアもクローズアップ。米ボクシング専門サイト『iFL TV』は「新王者が良きライバルにベルトを返上するという感動的な瞬間だ。これだからこそボクシングは愛される」と伝えた。
新チャンプとして清々しい振る舞いを見せたコルディナ。その行動はまさしく「王者」にふさわしいものだった。
構成●THE DIGEST編集部
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尾川が「アゴで倒れされたのは初めてなので、これはもう自分の完全な負け」と振り返ったように、目にもとまらぬ速さの右ストレートでベルトを手にしたコルディナ。14戦無敗でスターダムをのし上がってきた30歳にとっては嬉しい初戴冠となった。
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「また機会があれば、もう一度やろう。あなたならもう一度世界チャンピオンになれる。安全に日本まで帰ってほしい」
試合が終わればノーサイド――。目を潤ませながら「強かった……」とこぼした尾川と、同陣営のスタッフたちと丁寧に握手をかわしたコルディナ。彼が見せたスポーツマンシップに溢れた振る舞いがSNSを中心に拡散されると、各国メディアもクローズアップ。米ボクシング専門サイト『iFL TV』は「新王者が良きライバルにベルトを返上するという感動的な瞬間だ。これだからこそボクシングは愛される」と伝えた。
新チャンプとして清々しい振る舞いを見せたコルディナ。その行動はまさしく「王者」にふさわしいものだった。
構成●THE DIGEST編集部
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