格闘技・プロレス

メイウェザー、再びのRIZIN電撃参戦! 対戦相手の朝倉未来は「世界に名を売るために利用する」と堂々宣言

THE DIGEST編集部

2022.06.14

2度目のRIZIN参戦を決めたメイウェザー(左)。対戦相手となったのは朝倉(右)だった。(C)Getty Images

 やはり"金の亡者"は、ふたたびRIZINのリングに立つようだ。

 6月14日、アメリカ・ラスベガスで元ボクシング世界5階級王者フロイド・メイウェザー(アメリカ)と朝倉未来(トライフォース赤坂)が揃って記者会見を行ない、2022年9月にボクシングで対戦すると発表した。

 プロキャリア50戦無敗を誇ったレジェンドが、RIZINのリングに立つのは2度目になる。前回は2018年の大みそかに開催された「RIZIN.14」で、那須川天心と判定決着なしのボクシングルールで対戦。この時は終始余裕を見せつけ、後にボクサー転向を決意する当時弱冠二十歳だった"神童"にワールドクラスの実力を誇示。1回TKO勝ちで笑顔で帰国していた。

 約4年ぶりのRIZIN参戦を果たすメイウェザーは、これまでも那須川以外、総合格闘家であるコナー・マクレガーや米人気YouTuberのローガン・ポールといった"大物"と世界を賑わせるエキシビションを繰り広げてきた。そのなかで、朝倉を選んだ理由について、45歳の名手は、次のように語った。
 
「朝倉選手はRIZINの選手で、RIZINは素晴らしい会社。自分の要件次第でもっとお金を払ってくれるのであれば、5ラウンドでも8ラウンドでもやる。お金次第でやってもいい。彼は一生懸命やって、倒しにくると言っているが、エキシビションでやって、楽しんで、それでも勝つ」

 さらに「彼がエキサイティングな試合を望むなら、よりお金を払ってください。このままのぬるい3ラウンドでも私はいいです」と早くも"金の亡者"ぶりを見せつけるメイウェザー。やはりどこか余裕を感じさせている。

 一方で朝倉は「(話が)長すぎて全然分からない」と冷静に回答。世界屈指の実力を誇るレジェンドとの一戦に「僕はMMAファイターなので、今後世界に名前を売るために利用させてもらいます。倒します」と強調した。

 はたして、両雄はいかなる決着をつけるのか。榊原信行CEOも「ずっと温めてきた。ようやく発表できる」と意気込むビッグマッチの行方から早くも目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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