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IOC公式がパリ五輪注目の日本人スケートボーダーに脚光!前回金の堀米悠斗は「アンタッチャブルな存在」。ハーフパイプ平野歩夢の出場の可能性は?

THE DIGEST編集部

2022.06.15

東京五輪の男子ストリートで金メダルを獲得した堀米。パリ大会でも「アンタッチャブルな存在」として認知されそうだ。

東京五輪の男子ストリートで金メダルを獲得した堀米。パリ大会でも「アンタッチャブルな存在」として認知されそうだ。

 2021年夏に行なわれた東京五輪でデビューしたスケートボード競技は、五輪に新しい風を吹き込んだ都市型スポーツだ。

 日本選手は金メダル3個を含む5個のメダルを獲得。選手が滑り終わるたびに皆でハイタッチやハグを交わす、今までの五輪では見ることのできなかった光景が繰り広げられ、年齢や国籍を超えた自由で自然な雰囲気が多くの若者を引きつけた。

 堀米悠斗が男子ストリートで金メダルを獲得した後は、彼に憧れた子どもたちがスケートボードショップやパークに押しかけ、スケートボードブームを巻き起こした。そんな脚光を浴びたスポーツのビッグイベントが、また2年後にやってくる。2024年に開催されるパリ五輪だ。

 IOCの公式サイト『olympics.com』ではこのたび、2024年パリ五輪の各国の注目の選手を紹介している。
 
 日本の選手では、東京五輪当時はまだ19歳で、女子パークで金メダルを獲得した四十住さくらや銀メダルを獲得した開心那を取り上げ、「2024年のパリ大会でも注目される存在になるはずだ」と紹介。また、今年の北京五輪スノーボード男子ハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢についてはパリ五輪への出場は未定というものの、「急にやる気が出てきたら、やるかもしれない」と本人が同メディアに語ったコメントを掲載している。

 女子ストリートでは、当時13歳で金メダルを獲得した西矢椛の名前も挙がっており、男子ストリートで金メダルを獲得した堀米悠斗に至っては「アンタッチャブルな存在」と評されている。

 2024年パリ五輪のスケートボード競技には、男女ストリート、男女パークで東京五輪よりも合計で8名多い合計88名の選手が出場する。ひとつの国内オリンピック委員会あたり最大12枠(各競技で男女各3枠)が割り当てられる予定だ。

 パリ五輪は2024年7月26日から8月11日まで開催され、この大会に向けたスケートボードの予選は、2022年6月26日~7月3日にイタリア・ローマで開催される「世界選手権ストリート・ローマ大会」から始まる。

 世界選手権には、東京五輪でメダルを獲得した堀米や西谷、中山楓奈など18人の日本人選手の参加が予定されている。彼らの活躍に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部
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