まさかの“低得点ジャッジ”が海外でも物議を醸している。
【PHOTO】スノボとスケボーの“二刀流”で新境地へ!女性ファンも必見、平野歩夢の厳選フォトギャラリー!
2月11日、雲頂スノーパークにて北京五輪のスノーボード男子ハーフパイプ決勝が行なわれ、2大会連続銀メダルの平野歩夢(TOKIOインカラミ)が悲願の金メダルを獲得。五輪初の「トリプルコーク1440」を組み込んだ構成で見事滑り切り、文句なしの頂点に立った。
予選トップ通過で、決勝に駒を進めていた平野。その1本目は転倒が響いて33.75点となったもの、続く2本目は「トリプルコーク1440」を決めたうえで滑り切る圧巻のランを披露した。しかし、この得点が予想以上に伸びず、最後の3本目を残して91.75点の暫定2位という状況に立たされたのだ。
これには、SNSでも不服の投稿が続々。米ウィスコンシン州の放送局『Spectrum News 1 Wisconsin』でレポーターを務めるダン・モロイ氏は、「これは完全に茶番だ」と呟いたうえで、「89点をつけたアメリカの審査員も、90点をつけたスイスの審査員も恥を知れ。バカバカしい」と糾弾している。
さらに、米放送局『ESPN』のアリッサ・ローニッヒ氏が「トリプルコークを見逃していたのか?!」と疑問を投げかけると、同局のケリー・コーエン氏も「なんということだ。少なくともアユム・ヒラノは95点以上では?」とリアルタイムで反応。「本当にショック」と動揺を隠しきれない様子だった。
結果的に逆転を決めた平野だが、セレモニー後には「2本目の点数が納得いっていなかった。そういう怒りも自分の気持ちのなかでうまく表現できた」とコメントしている。圧倒的な技術だけでなく、土壇場を乗り越えるハートの強さには、ただただ感服するばかりだ。
構成●THE DIGEST編集部
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結果的に逆転を決めた平野だが、セレモニー後には「2本目の点数が納得いっていなかった。そういう怒りも自分の気持ちのなかでうまく表現できた」とコメントしている。圧倒的な技術だけでなく、土壇場を乗り越えるハートの強さには、ただただ感服するばかりだ。
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