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モータースポーツ

角田裕毅、イギリスGPに向けてハイスピードレースへの期待を示す。専門メディアは23年以降の契約へ重要なレースと指摘

THE DIGEST編集部

2022.06.30

イギリスGPへ向けて意気込みを見せた角田。スピードコースで躍動なるか。(C) Getty Images

イギリスGPへ向けて意気込みを見せた角田。スピードコースで躍動なるか。(C) Getty Images

 今週末に行なわれるF1第10戦イギリス・グランプリに向けて、アルファタウリの角田裕毅が意気込みなどを語っている。

 前回のカナダGPでは、パワーユニット交換によって早々に決勝での最後尾スタートが決定したことで、レースに焦点を当てたアプローチが奏功し、またタイミングの良いピットインによって順調に順位を上げてポイント獲得に近づいていたが、2度目のタイヤ交換の直後にコースアウトしてリタイアという失意の結果に終わってしまった。
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 この週末について、角田はチームの公式サイトを通して、「初めてのカナダは楽しかったし、この国やモントリオールの街を見て回るのも気に入りましたが、コース上ではまた別の難しい週末となりました」と振り返り、以下のように続けている。

「ペースは良く、前のアゼルバイジャンGPの時よりも良い感じで、パフォーマンスにも満足していましたが、PU交換のペナルティーでそれも相殺されてしまい、難しいレースになることは分かっていました」

「不運にもバリアに当たるまで、レースはうまくいっていただけに、とても失望しました。でも、起こったことはどうしようもないので、新たな教訓を得た経験と考える必要があります。モントリオールのコースは、それまで走ったことがなかったわけだし……」

 またカナダGPの後について、「先週はとても忙しく、まずファエンツァに戻ってフィジカルトレーニングに集中しました。こういうハードスケジュールの中では、極めて重要なことです。その後、サンマリノに向かい、日曜日には『レッドブル・ソープボックス・レース』に参加しました。これまで経験がなかったので、とても楽しく、審査するのをエンジョイしました」と語った彼は、そこから今週末からの2連戦(イギリスGP、オーストリアGP)に向けての準備を行なったことも明かした。

「サンマリノで勝者にトロフィーを授与した後、イギリスに渡り、シルバーストーンとレッドブル・リンクのシミュレーターに集中しました。シルバーストーンのことはよく知っており、2019年にF3で初めて走り、ポイントを獲得できました。F2では2度の週末で4レースを行ない、最初のフィーチャーレースで3位、2度目のスプリントレースでは勝利。そして昨季は10位で1ポイントを得ましたが、大観衆の中でとても素晴らしい雰囲気だったのを憶えています。それに、とてもうまくいったコースという感じです」
 
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