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【F1】角田裕毅に「3度目のしくじりは避けるべき」と専門メディア。レッドブルによる「心理面改善」着手も話題に

THE DIGEST編集部

2022.07.07

今週末にオーストリアGPに臨む角田。ここ2戦の悔しさを晴らしたい。(C) Getty Images

今週末にオーストリアGPに臨む角田。ここ2戦の悔しさを晴らしたい。(C) Getty Images

 F1はイギリス・グランプリに続く2週連続開催となり、次のオーストリアGPは同国のレッドブル・リンクで開催される。

 先週のシルバーストーンでのレース、ポイント圏内を走りながらも、チームメイトであるピエール・ガスリーとの“同士討ち”で14位に終わったアルファタウリの角田裕毅。自身のミスと認めて謝罪した彼は、次のレースを迎えるにあたり、チームの公式サイトを通して改めて、失意の週末を振り返っている。
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「シルバーストーンのレースを忘れるためにも、日を置かずに再びレースを迎えられることを嬉しく思います。あの週末で良かったのは、ウェットコンディションの中で良い仕事をして、予選で期待以上に良い結果を残した土曜日だけでした」

「レースではスタート直後の混乱の中では何もできず(ウォールに当たってはね返ってきたアレクサンダー・アルボンのウィリアムズに前を塞がれて衝突)、後に残念ながらピエールとのインシデントが起きました」

 この件については、「我々はチームでこれについて話し合い、今は前に向かって進んでいます」と、チームとして気持ちを切り替えたことを強調した角田。ちなみに、ガスリーも「チームメイト同士の接触はあってはならないが、我々は日曜日の夜に話し合い、すぐに話題は次戦のプランに移った」と、すでに過去のものになったと明かしている。

 そして、角田は姉妹チームであるレッドブルのホームレースとなる、オーストリアGPに言及し、「我々は、シルバーストーンでの失望を補うために集中します。昨季は予選でQ3に進み、決勝では10位入賞を飾るなど、ここでのレース(第8戦シュタイアーマルクGP)を楽しめました。さらに遡ると、F2(2020年第2戦のフィーチャーレース)では2位でフィニッシュできました」と、良いイメージのあるコースであることを示し、以下のように展望した。

「ここはラップタイム的には1分強という、短いコースです。高速コースが我々の車に合っているかどうか分からないので、少しばかり難しい週末になるかもしれません。我々のパフォーマンスレベルは、コースによって違うので、どうなるか本当に予想がつきません」

「セットアップは難しくなく、高速セクションでダウンフォースを得るためにミディアムのセッティングを施すことになります。昨季のパフォーマンスを考えると、今季もかなり競争力があると期待しています」
 
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