現地時間７月31日、米女子ゴルフツアー『トラスト・ゴルフ・スコットランド女子オープン』（英ダンドナルド・リンクス）の最終日が行なわれ、首位と４打差の９位から出た古江彩佳（富士通）は、10バーディ・ボギーなしの「62」をマーク。大会レコードの通算21アンダーで同ツアー初優勝を飾った。

【動画】古江の勢いが止まらない！ バーディ締めとなった最終ホールの様子をチェック

　今季から主戦場を同ツアーに移し、安定した成績を残していた古江。この日は、出だしの１番をバーディで発進すると、６番から驚異の６連続バーディを奪い、一気に首位と並ぶ。すると、終盤も勢いが止まらず、15、17、18番とスコアを伸ばし、２位以下を大きく突き放してのフィニッシュとなった。
  　ホールアウト後のインタビューでは、ビッグスコアをたたき出した最終日のプレー内容について、「本当にすごく集中できてプレーが終われたなという感じ」と率直な感想を吐露。「まさかルーキーイヤーで優勝できるとは思っていなかったのでうれしい」と歓喜のコメントを残している。

　さらに、「いつミスするんだろうと思いながらラウンドしていた」とプレー中の心境を振り返ると、「そこをうまく切り替えてショット、パットできたと思う」と充実の表情。今後に向けても「また優勝できるように頑張りたい」と力を込めており、次週に出場を予定しているメジャー最終戦『全英AIG女子オープン』での活躍も楽しみだ。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】女子ゴルファー古江彩佳を育て上げたのは未経験の父！全面サポートで世界へと羽ばたいた親子の愛情物語

【関連記事】「彼女は本当に素晴らしい」古江彩佳を韓国の全米女子オープン覇者が絶賛！「一緒にプレーできて楽しかった」

【関連記事】149センチの西村優菜が好成績を残せる２つの理由？ 得意分野を極め、早くも生涯獲得賞金は３億円間近