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ゴルフ

米ツアー“初V”古江彩佳に最終組の選手も脱帽! 4打差から大逆転され「これ以上のプレーは期待できなかった」

THE DIGEST編集部

2022.08.01

優勝トロフィーとともにピースサインを決める古江。スタート前の4打差をひっくり返す圧巻の逆転勝利だった。(C)Getty Images

優勝トロフィーとともにピースサインを決める古江。スタート前の4打差をひっくり返す圧巻の逆転勝利だった。(C)Getty Images

 驚異的なバーディラッシュに最終組の選手も脱帽するしかない。

【動画】古江のバーディが止まらない! 「62」を記録した最終日ハイライトをチェック

 現地時間7月31日、米女子ゴルフツアー『トラスト・ゴルフ・スコットランド女子オープン』(英ダンドナルド・リンクス)の最終日が終了し、日本の古江彩佳(富士通)は、首位と4打差の9位から見事逆転。大会コースレコードとなる通算21アンダーで同ツアー初優勝を手にした。

 とりわけこの日は、10バーディ・ボギーなしの「62」という圧巻の内容だった古江。本人が「本当にすごく集中できた」と振り返るとおり、出だし1番でバーディ発進すると、その後も6番から6連続バーディなど、一日を通じて勢いが止まらず。上がってみれば、後続に3打差の圧勝を収めてみせたのだ。

 一方、最終日を首位タイで迎えながらも、2位フィニッシュとなったセリーヌ・ブティエ(フランス)は、試合後、「いくつかボギーが出始めてしまった」と最終日の内容に悔しさをにじませ、「最終組でのプレーは簡単でないと実感している」と率直な感想を明かしていた。LPGA公式サイトが伝えている。

 また、「他の選手が流れに乗っているときは、どうしようもない」と続けると、「少し風が強かったから、来週に向けていい準備になった」ともコメント。8月4日からメジャー『全英AIG女子オープン』に出場予定だが、「これ以上のプレーは期待できなかったと思う」と、今週の負けは認めざるを得なかったようだ。

 なお、今季同ツアーにおける日本人の優勝は、4月『DIOインプラントLAオープン』で通算6勝目を飾った畑岡奈紗(アビームコンサルティング)以来、2人目となった。

構成●THE DIGEST編集部

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