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モータースポーツ

角田裕毅のF1残留についてレッドブル顧問は「リストの最上位にいる」と明言! 専門サイトは将来的な「日本人コンビ誕生」も示唆

THE DIGEST編集部

2022.08.05

8月の連戦は厳しい戦いとなった角田。後半戦の巻き返しに期待したい。(C) Getty Images

8月の連戦は厳しい戦いとなった角田。後半戦の巻き返しに期待したい。(C) Getty Images

 アルファタウリのドライバーの去就に関して、ピエール・ガスリーについては6月に2023年までの残留が決定しているが、現行の契約が今季限りとなっている角田裕毅はまだ延長の発表がなされていない。

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 今季は序盤から安定したパフォーマンスを発揮したことで、その成長ぶりが各国メディアからも評価され、昨季は常に彼につきまとった去就に関する話題もあまり上がらずにきたが、ここ数戦では自身のミスでポイントを獲り逃すレースも見られたことで、再びシート喪失の危機なども囁かれたりしてきた。

 もっとも、レッドブル・グループのヘルムート・マルコ顧問が、角田を「問題児」と呼ぶ一方で、心理学者をつけて感情面のコントロールに取り組むなど、長期的なアプローチをとっており、以前には「彼はものすごく速い。誰が何と言おうとも、我々はユウキと、彼が持つ大きなポテンシャルを信じている」と、今なお彼への信頼の高さを強調していた。

 一方、アルファタウリのフランス・トスト代表は「全てはユウキ次第だ。彼は良いパフォーマンスで、証明する必要がある。成功すれば残留し、うまく機能しなければ、チームを去る」と語っていたが、「私は問題児が好きだ」「彼は良い仕事をしている」と、日本人ドライバーに対して変わらぬ好印象を抱いていることを明らかにしている。

 そんな中、マルコ顧問が『F1 Insider』にて、また角田の去就について言及し、「まだ決定はしていないが、角田は我々のリストの最上位にいる」と明言して、他のドライバーを迎える(もしくは昇格)よりも、日本人ドライバーの契約延長の可能性の方が高いことを示した。

 アルファタウリのシートに関しては、所属チームであるハースとの関係悪化によって今季限りの離脱の可能性もあるミック・シューマッハーが獲得を狙っているという噂も上がっているが、これに対してもマルコ顧問は「シューマッハーと話し合ったことは一度もないし、彼はフェラーリのジュニアチームの選手だ」と一蹴している。
 
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