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モータースポーツ

角田裕毅のF1残留についてレッドブル顧問は「リストの最上位にいる」と明言! 専門サイトは将来的な「日本人コンビ誕生」も示唆

THE DIGEST編集部

2022.08.05

 マルコ顧問のコメントは、角田にとって心強いものとなるはずだが、オランダのF1専門サイト『GPBLOG』は、先日、昨季でF1から撤退したものの、引き続きパワーユニットの開発でレッドブルとアルファタウリをサポートしているホンダが、2025年までのパートナーシップ継続を発表したことに注目し、これが角田の契約に与える影響を検証した。

 同メディアは、彼とホンダの関係について「角田はキャリアを通して、ホンダから多くのサポートを受けてきた。2016年よりホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクトのサポートを受け、2018年にはF4でシリーズチャンピオンを獲得。彼は2014年(小林可夢偉)以来、初めてF1に参戦した日本人ドライバーであり、ホンダにとっての長年の夢でもあった」と説明した後、ホンダとレッドブルの関係継続は「角田にとっても朗報だろう」と指摘している。
 
「日本のブランドは、アルファタウリの席に誰が座るかについて、より大きな影響力を行使できるようになる可能性がある。レッドブル・グループはホンダのサポートを受け、2025 年まで『レッドブル・パワートレインズ』を駆る。そして、ホンダは日本人ドライバーを望んでおり、角田がF1を離れなければならないような状況は、彼らにとって喜ばしいことではない」

 さらに同メディアは、「ガスリーは永遠にアルファタウリに留まるわけではなく、2023年以降には、別の才能あるドライバーのためにシートが空くかもしれない」として、「F2で岩佐歩夢が好成績を挙げ続ければ、将来、もうひとりの日本人F1ドライバーが生まれるかもしれない」と、日本人ドライバー同士によるジョイントが実現する可能性すらあると綴っている。

 7戦連続ノーポイントと、良い形で前半戦を終えられなかった角田だが、様々な要素を鑑みれば、昨季同様に9月には契約延長が発表される可能性が高いと思われる。とはいえ、セバスティアン・ヴェッテル引退発表によってアストンマーティン、アルピーヌの人事が話題となっている中で、他チームにも、なんらかの影響が及ぶ可能性もあり、それらにも注意を払いながら、ストーブリーグの動向を見守りたい。

構成●THE DIGEST編集部
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