8月6日、新日本プロレスは、真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス32』を大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)にて開催。その第4試合では、棚橋弘至&オカダ・カズチカのドリームタッグが、ジョナ&バッド・デュード・ティトと対戦した。
【動画】オカダ・カズチカが放った強烈なドロップキックをチェック!
オカダにとっては、翌7日の大阪大会・Aブロック公式戦で戦うジョナとの前哨戦だ。自身の大きな体を生かした攻撃で仕掛けるジョナに対し、オカダは効果的にドロップキックを放ち、その壁を崩していく。2人がやり合う中、最後は棚橋がティトにハイフライフローを放ちカウント3。ドリームタッグが勝利を収めている。
棚橋とオカダにとって大阪府立体育会館は思い出深い会場だ。2012年1月に凱旋帰国したオカダは、当時IWGPヘビー級王者だった棚橋に東京ドームでブーイングや罵声が飛び交う中、挑戦表明。同年2月にこの会場で挑戦すると“一発獲り”に成功し、「レインメーカーショック」として話題となった。
あの大阪での挑戦と戴冠がなければ今のオカダはないと言っていいだろう。また棚橋にとってもオカダという好敵手と巡り合えた瞬間だった。あれから10年が経ち、その2人が同じコーナーに立っているのは感慨深い。
棚橋は、「まあホントに、この大阪府立体育会館には、このエディオンアリーナには、ホントに……いろんな…いろんな思いが詰まっていて」と感慨深げに話し始めると、オカダとのタッグからも掴んだものがあった様子で、言葉を詰まらせながら次のように語っている。
「まあ、今日なんかね、オカダとタッグを組むっていうのも、それこそ……。またこの大阪で組むっていうのも…ひとつのね、もう10年以上だからね。あれから10 年経ったかって思うんだけど…。組んでね、このまま終わっていいわけがないっていうね、なんかそういう思いも確認できたから」
一方のオカダも、「まあ、リング上でも棚橋さんとしゃべってたんですけど、まあ、もう10年前かと。うん。棚橋さんとやってるのはね、10年前、この大阪の地で何回も闘ったし……10年も経って、こうやって一緒に…横にいるんでね…決勝で待ってますよ、棚橋さん」と何かを感じたようだ。
また、決勝で闘いたい相手に棚橋の名前を出すと、「『10年前と何も変わらない』と言う人もいるかもしれないけども、10年前の新日本プロレスのよさもあると思うし、それをまたいま見せるのもいいんじゃないかなと思います。棚橋さん、俺は大丈夫なんで、頑張ってください」と思いを一気に吐き出した。
新日本がブシロード体制になり、いちばん最初に出て来たのは棚橋を破ったオカダだった。それから2人は試合をするたびにレベルを上げ、停滞していた新日本をどんどん押し上げていった。まだコロナ禍から脱却できていないいまだからこそ、棚橋とオカダのシングルを『G1』の決勝で行なう意義はあるのかもしれない。
◆新日本プロレス◆
『G1クライマックス32』
2022年8月6日
大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
観衆 3370人
▼タッグマッチ(20分1本勝負)
○棚橋弘至&オカダ・カズチカ(8分40秒 片エビ固め)ジョナ&バッド・デュード・ティト●
※ハイフライフロー
文●どら増田
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オカダにとっては、翌7日の大阪大会・Aブロック公式戦で戦うジョナとの前哨戦だ。自身の大きな体を生かした攻撃で仕掛けるジョナに対し、オカダは効果的にドロップキックを放ち、その壁を崩していく。2人がやり合う中、最後は棚橋がティトにハイフライフローを放ちカウント3。ドリームタッグが勝利を収めている。
棚橋とオカダにとって大阪府立体育会館は思い出深い会場だ。2012年1月に凱旋帰国したオカダは、当時IWGPヘビー級王者だった棚橋に東京ドームでブーイングや罵声が飛び交う中、挑戦表明。同年2月にこの会場で挑戦すると“一発獲り”に成功し、「レインメーカーショック」として話題となった。
あの大阪での挑戦と戴冠がなければ今のオカダはないと言っていいだろう。また棚橋にとってもオカダという好敵手と巡り合えた瞬間だった。あれから10年が経ち、その2人が同じコーナーに立っているのは感慨深い。
棚橋は、「まあホントに、この大阪府立体育会館には、このエディオンアリーナには、ホントに……いろんな…いろんな思いが詰まっていて」と感慨深げに話し始めると、オカダとのタッグからも掴んだものがあった様子で、言葉を詰まらせながら次のように語っている。
「まあ、今日なんかね、オカダとタッグを組むっていうのも、それこそ……。またこの大阪で組むっていうのも…ひとつのね、もう10年以上だからね。あれから10 年経ったかって思うんだけど…。組んでね、このまま終わっていいわけがないっていうね、なんかそういう思いも確認できたから」
一方のオカダも、「まあ、リング上でも棚橋さんとしゃべってたんですけど、まあ、もう10年前かと。うん。棚橋さんとやってるのはね、10年前、この大阪の地で何回も闘ったし……10年も経って、こうやって一緒に…横にいるんでね…決勝で待ってますよ、棚橋さん」と何かを感じたようだ。
また、決勝で闘いたい相手に棚橋の名前を出すと、「『10年前と何も変わらない』と言う人もいるかもしれないけども、10年前の新日本プロレスのよさもあると思うし、それをまたいま見せるのもいいんじゃないかなと思います。棚橋さん、俺は大丈夫なんで、頑張ってください」と思いを一気に吐き出した。
新日本がブシロード体制になり、いちばん最初に出て来たのは棚橋を破ったオカダだった。それから2人は試合をするたびにレベルを上げ、停滞していた新日本をどんどん押し上げていった。まだコロナ禍から脱却できていないいまだからこそ、棚橋とオカダのシングルを『G1』の決勝で行なう意義はあるのかもしれない。
◆新日本プロレス◆
『G1クライマックス32』
2022年8月6日
大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
観衆 3370人
▼タッグマッチ(20分1本勝負)
○棚橋弘至&オカダ・カズチカ(8分40秒 片エビ固め)ジョナ&バッド・デュード・ティト●
※ハイフライフロー
文●どら増田
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