現地時間８月７日、アシュリー・ブハイ（南アフリカ）の優勝で幕を閉じた女子ゴルフの今季メジャー最終戦『AIG全英女子オープン』（英ミュアフィールド・リンクス）。最後の最後まで勝負の行方がわからない熱戦となったが、このV争いを最も盛り上げたひとりが、１打差３位フィニッシュの渋野日向子（サントリー）だろう。

【動画】ラウンド前の渋野に熱視線！ 話題となった"シブコ体操"をチェック

　初日を単独首位で滑り出した渋野は、２日目に後退しながらも、３日目のムービングデーで２位タイへ浮上。最終日も、１イーグル・３バーディ・３ボギー・１ダブルボギーの「71」と出入りの激しいゴルフながら、ブハイ、チョン・インジ（韓国）とのプレーオフまで１打差に迫る健闘を見せた。

　今大会で注目を集めたのは、プレー面だけでない。最終ラウンドのスタート前には、初日に続いて"シブコ体操"がインターネット上で再脚光を浴びた。大会公式ツイッターが投稿した映像には、片足立ちしながら足の筋肉を動かしたり、左右にジャンプを繰り返す様子が収められている。
  　また、同ツイートの文面には、「ゴルフ界最高のウォーミングアップ・ルーティン？スマイリング・シンデレラは唯一無二だ！」とのコメント。これには、LPGA公式も、「他とは違うウォームアップ。ミュアフィールドでの最終ラウンドを迎えるヒナコ・シブノだ」と思わず呟いていた。

　さらに、米専門誌『GOLF Magazine』のショーン・ザック氏は、「先日、ヒナコ・シブノのこれを実際に見て文字どおり足が止まった」と自身のツイッターに投稿。「驚異的な柔軟性とバランスだ」と続け、多くの反応が寄せられたリプライ欄には、「自分なら体を痛めそうだ」と記されている。

　先月から２週連続で予選落ちが続いていたものの、日本人初のメジャー２勝目にあと一歩のところまで迫る好パフォーマンスを披露した渋野。今季のトップ10入りは４度目となり、米ツアー優勝も徐々に近づいてきている印象だ。残るシーズンの活躍からも目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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