ゴルフ

渋野日向子が見せた独特の“ルーティンワーク”に世界が熱視線! 米メディアは「畏敬の念を抱く人が続出している」と強調

THE DIGEST編集部

2022.08.10

終始リラックスした表情で大会に臨んでいた渋野。そんな彼女の一挙手一投足に米メディアも虜になっている。(C)Getty Images

 日本が誇る"スマイリングシンデレラ"が脚光を浴びている。現地時間8月7日に幕を閉じた女子ゴルフの今季メジャー最終戦『AIG全英女子オープン』(英ミュアフィールド・リンクス)を戦いきった渋野日向子(サントリー)だ。
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 もっとも、勝利を掴み取れたわけではない。19年の同大会女王は当時を想起させるようなプレーを見せつけた渋野は、最終的に優勝を飾ったアシュリー・ブハイ(南アフリカ)に1打差と迫る健闘ぶり。惜しくもチョン・インジ(韓国)が進んだ優勝決定プレーオフには駒を進められなかったものの、実力は十分に発揮した。

 本人も「本当に奇跡だったと思う」と振り返った4日間。そこで見せつけられた23歳の躍動は、各国メディアやファンにも小さくないインパクトを残した。そのなかでクローズアップされているのは、ラウンド前に見せていた"シブコ体操"だ。

 緊張をほぐす意味も込め、片足立ちしながら足の筋肉を動かし、左右にジャンプを繰り返した。そんな渋野が見せた何気ない振る舞いは大会後も反響が続いている。米ゴルフ専門メディア『Golf Magic』は「彼女が素晴らしかったのはゴルフだけではなかった」としたうえで、「プレー以外でもシブノに畏敬の念を抱く人々が続出している」と強調した。
 
「ラウンド前に緊張をほぐす方法が分からなければ、彼女を見ればいい。この全英でもとても参考になるストレッチをしていた」

 また、同メディアは海外ファンの間でも"シブコ体操"が話題になっていると紹介。そのうえで、「ファンを夢中にさせたシブノは、信じられないほど印象的なルーティンワークで、世界トップ水準のバランス感覚と(身体の)強さを見せつけた」とあらためて賛辞を送っている。

 日本だけでなく、世界も虜にしている渋野。惜しくも戴冠はならなかったが、「また新しいことを覚えられたということもある」と自信を深めた彼女には今後も注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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