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ハンドボール女子日本代表が、韓国代表に惜敗!

森本茂樹

2022.09.05

アジアのライバル韓国代表に屈したおりひめジャパン。(C)JHA/Yukihito TAGUCHI

 9月4日、愛知県稲沢市の豊田合成記念体育館エントリオでハンドボールの日韓定期戦が3年ぶりに開催された。2試合目には女子代表おりひめジャパンが登場。19-25(12-13、7-12)で敗れ、男子に続いて勝利することはできなかった。

 1976年以来の五輪出場となった東京オリンピック2020で、韓国と同じグループリーグになったおりひめジャパン。韓国は4位で決勝トーナメントに進出したが、日本はグループ6位と明暗を分けた。アジアのライバルである韓国には分が悪く、2012年の勝利を最後に、この日まで14連敗を喫していた。
 
 東京五輪から大きくメンバーを変えたおりひめジャパンは、楠本繁生監督が、「若さからか、立ち上がりが思った以上に悪かった」と振り返ったように、開始7分まで0-4とゴールが遠かった。タイムアウトをとった後、徐々にペースをつかむと、同点に追いつき、前半は1点ビハインドで終了。

 後半、日本がチャンスをつかむものの、ノーマークシュートが決められないなど、点差をつめることができなかった。北原佑美キャプテンは、前半の差を取り戻したプレーを、「私たちの持ち味であるディフェンスからの速攻」だったとし、「次の韓国での試合に向けて、課題を修正する」と話した。

 日韓定期戦2022は、9月7日に、韓国の仁川に場所を移して第2戦が行われる。試合は、韓国YouTubeチャンネル(Handball TV)でライブ配信予定となっている。