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モータースポーツ

角田裕毅、初体験のシンガポールGPへ「ポイント獲得も狙える」 独メディアは次戦日本GPでの表彰台を期待

THE DIGEST編集部

2022.09.29

来季のアルファタウリ残留が決定した角田。今季残りのレースで結果を残したい。(C) Getty Images

来季のアルファタウリ残留が決定した角田。今季残りのレースで結果を残したい。(C) Getty Images

 今週末に行なわれるF1第17戦のシンガポール・グランプリ。3年ぶりの復活となる市街地コースでのレースに向け、アルファタウリの角田裕毅が意気込みを語っている。

 角田といえば、今月22日にチーム残留が発表され、2023年もF1でのキャリア継続が決まったことで、今季の残りのレースでは、より吹っ切れた状態で好パフォーマンスが期待されているが、本人もチームの公式サイトを通して、改めてアルファタウリとの共闘が3年目を迎えることに喜びを表わした。
 
「新たに契約を延長できて、とても満足しています。発表の数日前に、それは明らかになりました。残留に対してかなり自信は持っていましたが、それでも確定するまでは少しストレスを感じていました。車に乗っている時は気になりませんが、やはりコースの外では少し考えてしまうことがありました。シンガポールと日本には、何も心配することなく向かい、レースウィークと自分の準備だけに集中できます。とても興奮しています!」

 2021年F1デビューの彼にとって、シンガポールGPは初めての舞台となるが、この「マリーナベイ・ストリート・サーキット」での公道レースに対する印象や、今週末の展望についても、22歳の日本人ドライバーは言及している。

「このコースは初めてであり、シンガポールでのレースは簡単なものになるとは思っていませんが、新たなコースに対しては、フリー走行でラップごとに走り方を構築していくという、これまで同様のプロセスでいくつもりです。困難は伴いますが、車の力を引き出すより良いパフォーマンスを発揮できれば、ポイント獲得も狙えると思います」

「シンガポールのコースはシミュレーターで体験しましたが、ラップの中で息つく暇もなく、常にステアリングを動かしているという、とても忙しいコースです。また、気候も高温多湿で体力的に堪えますが、日本でも時期によっては似たような状況なので、どうなるか予測がつきます。これに備えて、適応するための特別なトレーニングも行なってきました。欧州時間での作業に慣れていたことも、さほどの問題にはならないと思います」
 
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