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モータースポーツ

鮮烈デビューのデ・フリースが来季は角田裕毅とコンビ結成か!? ガスリーはアルピーヌ移籍が濃厚と欧州専門メディア

THE DIGEST編集部

2022.09.21

来季の去就が注目される角田。果たして、アルファタウリのシートに収まるのは誰に? (C) Getty Images

来季の去就が注目される角田。果たして、アルファタウリのシートに収まるのは誰に? (C) Getty Images

 F1第16戦のイタリア・グランプリ、虫垂炎で欠場したウィリアムズのアレクサンダー・アルボンに代わって、コックピットに収まったニック・デ・フリースは、予選でチームメイトのニコラス・ラティフィを上回り、決勝では9位に入っていきなりポイント獲得を果たしてみせた。

【動画】急遽F1デビューで9位フィニッシュ! 大健闘のデ・フリースの走りをチェック
 鮮烈なF1デビューを飾ったオランダ人ドライバー。F2やフォーミュラEでタイトルを獲得するなど、他のカテゴリーで活躍しながら、複数のチームでテストドライバーやリザーブドライバーを務めてきた27歳は、ようやく巡ってきたチャンスで結果を出したことで、一躍ストーブリーグ(F1では「愚かなシーズン」)での主役となっている。

 まずウィリアムズが、今季も低迷するラティフィの代わりとしてデ・フリースをレギュラードライバーに迎えることを検討としているという。オランダの専門サイト『GPBLOG』はイタリアGPでのデ・フリースとラティフィのラップタイムを比較し、明らかに前者の方が車の力を最大限に引き出していると指摘し、「ウィリアムズは、来季は契約を更新しないラティフィをシンガポールで出走させるべきではなく、故フランク・ウィリアムズが望んでいた野心的なチーム構築に向けて一歩前進すべきだ」と主張している。

 しかし、この元マクラーレンの育成ドライバーには、アルピーヌ、アルファタウリも関心を示していることが判明。前者は育成ドライバーだったオスカー・ピアストリ(←マクラーレン)との契約を逃し、もう1枠を埋めるドライバーとしてオランダ人に白羽の矢を立てたが、このフランスチームは、アルファタウリのピエール・ガスリーを引き抜く可能性も示唆されている。

 一方、そのガスリーについて、アルファタウリ(とレッドブルは)は最適な代役が見つかった場合にのみ移籍を認めるというスタンスであるということで、先日はインディーカーのドライバーであるコルトン・ハータの獲得も噂されていたが、スーパーライセンス取得の条件を満たしておらず、特例も望めないということでこれを断念したとされており、そこからデ・フリースに白羽の矢が立ったという。
 
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