日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ)が、2年後の2024-25年シーズンに、将来のプロ化も視野に入れた新リーグを発足させることがわかった。現在は企業スポーツチームとプロチームが混在しているが、新たに設ける参加基準を満たすチームを集めることで、地域に密着しチームの独立採算を推し進めるとともに、日本代表の強化につながる世界最高峰のリーグに発展させるのが狙い。
バレーボール関係者によると、機構案では、数年後に人件費を含めた年間運営費をトップカテゴリーのリーグで6億円に設定し、加盟金(年会費)も大幅に引き上げるほか、外国人選手枠の撤廃も提示しているという。関係者によれば、費用負担の増加に撤退を検討するチームも出てきているという。
10月11日にオンラインで行われた、V機構とメディアの懇談会で、國分(くにぶ)裕之会長が「策定中の中期計画を年内に発表したい」としたうえで、「プロリーグの定義は出来ていないが、どういう形がいいのか、いろんな可能性を探り、2024-25年シーズンから新しいリーグで行いたい」と、新リーグ構想を明らかにした。
Vリーグでは「プロ化」を目標に掲げ企業側から拒絶反応を示されてきた過去があり、國分会長は「最終的にプロになるのかどうかは別。選択肢の1つ」などと慎重に言葉を選んだが、チーム関係者の多くは事実上の「プロ化」と受け止めている。
バレー関係者によれば、V機構の提案では、現在のV1に相当するのは「α(アルファ)リーグ」(仮称)で、人件費を含めた年間運営費は4億円からスタートし、27-28年シーズンからは6億円に引き上げる。
現在、V1は男子10チーム、女子12チームで運営しているが、各6~8チームでのリーグ戦を想定している。αリーグを目指さないチームには、現在のV2、V3にあたる「β(ベータ)1」「β2」(同)を設ける。αリーグはトップリーグと位置づけ、独立したカテゴリーを目指しており、βリーグとの入れ替えは予定していない。将来、αリーグを目指すチームが増えた場合には「α2リーグ」を設け、α1との入れ替え戦も行う方針という。
現在、各チームへ参加意向を確認しており、V機構では年内にも新リーグの概要を発表する見込み。
バレーボール関係者によると、機構案では、数年後に人件費を含めた年間運営費をトップカテゴリーのリーグで6億円に設定し、加盟金(年会費)も大幅に引き上げるほか、外国人選手枠の撤廃も提示しているという。関係者によれば、費用負担の増加に撤退を検討するチームも出てきているという。
10月11日にオンラインで行われた、V機構とメディアの懇談会で、國分(くにぶ)裕之会長が「策定中の中期計画を年内に発表したい」としたうえで、「プロリーグの定義は出来ていないが、どういう形がいいのか、いろんな可能性を探り、2024-25年シーズンから新しいリーグで行いたい」と、新リーグ構想を明らかにした。
Vリーグでは「プロ化」を目標に掲げ企業側から拒絶反応を示されてきた過去があり、國分会長は「最終的にプロになるのかどうかは別。選択肢の1つ」などと慎重に言葉を選んだが、チーム関係者の多くは事実上の「プロ化」と受け止めている。
バレー関係者によれば、V機構の提案では、現在のV1に相当するのは「α(アルファ)リーグ」(仮称)で、人件費を含めた年間運営費は4億円からスタートし、27-28年シーズンからは6億円に引き上げる。
現在、V1は男子10チーム、女子12チームで運営しているが、各6~8チームでのリーグ戦を想定している。αリーグを目指さないチームには、現在のV2、V3にあたる「β(ベータ)1」「β2」(同)を設ける。αリーグはトップリーグと位置づけ、独立したカテゴリーを目指しており、βリーグとの入れ替えは予定していない。将来、αリーグを目指すチームが増えた場合には「α2リーグ」を設け、α1との入れ替え戦も行う方針という。
現在、各チームへ参加意向を確認しており、V機構では年内にも新リーグの概要を発表する見込み。