現地時間10月16日、バレーボールのイタリアリーグセリエAで2022-23シーズン前半第3節が行われ、男子日本代表の石川祐希が所属するパワーバレー・ミラノがエンマヴィラス オウベイ・シエナと対戦。セットカウント3-0(25-18、29-27、25-17)のストレート勝ちでホーム初勝利を飾った。
石川は前日にクラブ公式HPが公開した予想先発メンバーに名前があったが、試合前のウォーミングアップを行なわず、ホーム戦で解説を務めた元イタリア代表のジョルジョ・ゴルドーニ氏も驚いた様子。昨シーズンのプレーオフ直前に、コンディション調整のため帯同しなかったレギュラーシーズン最後のチヴィタノーヴァ戦以来の欠場となった。
ミラノは本拠地で行われたチステルナとの開幕戦で黒星。第2節でモンツァとのロンバルディアダービーを2セットダウンから逆転で制してアウェーでシーズン初勝利を挙げた。
石川は、プロ転向後の2018-19シーズンを過ごしたシエナとの対戦を控え、古巣の公式HP上で、「シエナでプレーしたのはプロ1年目。その先にたくさんの経験を積むことになる出発点だった。あの時はまだ突出した活躍に至らなかったが、大きく成長するチャンスを得ることができた」と当時を回顧した。
自身3シーズン目となるミラノの出足については、「チームはこんなスタートになることを予想していなかった。けれど、モンツァ戦では2セットを先取されてからリズムを変えることができ、大きなプラス材料となった。とても困難な状況に立ち向かい勝利することができ、価値のある結果になった」とコメント。この第3節を、「とても重要な試合」と位置付け、「2節の勢いを再現して本拠地での初白星を果たしたい」と意気込みを語っていたが、コートの外から戦いを見守る形となった。
シエナは、昇格を決めていたレッジョエミリアがセリエAの基準を満たす試合会場の確保が困難となったため、代わって3シーズンぶりにトップリーグへ復活。開幕から連敗が続くも、上位勢トレンティーノとペルージャからそれぞれ1セットを奪い健闘を見せた。その粘り強さで第2セット終盤を接戦へ持ち込まれたミラノだったが、効果的なサーブと好守で攻撃のリズムを上げて完勝。石川は、タイムアウトの度にチームメート一人ひとりの肩や背中を叩きながら熱心に声をかけるなど、コートサイドでリーダーシップを発揮した。
今シーズン序盤は、トップ4のモデナとトレンティーノが早くも2敗、昨シーズン王者のチヴィタノーヴァが1敗と波乱のスタート。4位ミラノと高橋藍が所属する5位パドヴァを下したチステルナが、ペルージャと並び首位につけている。
ミラノは、日本時間10月23日22時30分開始予定の第4節でヴァルサグループ・モデナとのアウェー戦に臨む。
構成●THE DIGEST編集部
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ミラノは本拠地で行われたチステルナとの開幕戦で黒星。第2節でモンツァとのロンバルディアダービーを2セットダウンから逆転で制してアウェーでシーズン初勝利を挙げた。
石川は、プロ転向後の2018-19シーズンを過ごしたシエナとの対戦を控え、古巣の公式HP上で、「シエナでプレーしたのはプロ1年目。その先にたくさんの経験を積むことになる出発点だった。あの時はまだ突出した活躍に至らなかったが、大きく成長するチャンスを得ることができた」と当時を回顧した。
自身3シーズン目となるミラノの出足については、「チームはこんなスタートになることを予想していなかった。けれど、モンツァ戦では2セットを先取されてからリズムを変えることができ、大きなプラス材料となった。とても困難な状況に立ち向かい勝利することができ、価値のある結果になった」とコメント。この第3節を、「とても重要な試合」と位置付け、「2節の勢いを再現して本拠地での初白星を果たしたい」と意気込みを語っていたが、コートの外から戦いを見守る形となった。
シエナは、昇格を決めていたレッジョエミリアがセリエAの基準を満たす試合会場の確保が困難となったため、代わって3シーズンぶりにトップリーグへ復活。開幕から連敗が続くも、上位勢トレンティーノとペルージャからそれぞれ1セットを奪い健闘を見せた。その粘り強さで第2セット終盤を接戦へ持ち込まれたミラノだったが、効果的なサーブと好守で攻撃のリズムを上げて完勝。石川は、タイムアウトの度にチームメート一人ひとりの肩や背中を叩きながら熱心に声をかけるなど、コートサイドでリーダーシップを発揮した。
今シーズン序盤は、トップ4のモデナとトレンティーノが早くも2敗、昨シーズン王者のチヴィタノーヴァが1敗と波乱のスタート。4位ミラノと高橋藍が所属する5位パドヴァを下したチステルナが、ペルージャと並び首位につけている。
ミラノは、日本時間10月23日22時30分開始予定の第4節でヴァルサグループ・モデナとのアウェー戦に臨む。
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