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「復帰待望論は皆無だ!」“いじめ加害”で揺れた韓国双子姉が被害者を再告発していた事実が発覚!

THE DIGEST編集部

2022.10.28

かつては「国民のアイドル」だったイ・ジェヨン(左)&ダヨン(右)の双子姉妹。韓国国民はいまだ“謝罪なし”に憤りを覚えているようだ。(C)AFLO

かつては「国民のアイドル」だったイ・ジェヨン(左)&ダヨン(右)の双子姉妹。韓国国民はいまだ“謝罪なし”に憤りを覚えているようだ。(C)AFLO

 韓国バレーボール界を揺るがした“いじめ騒動”がふたたび脚光を浴びている。

 すべての始まりは昨年2月、韓国最大規模のコミュニティサイトで告発されたいじめ被害の実態だった。当時、韓国女子バレーボールの人気を牽引していたイ・ジェヨン&ダヨンの双子姉妹が、学生時代に同級生たちへ凄惨な暴力や暴言、恐喝などを行なっていた事実が明るみとなったのである。一大スキャンダルとして大々的に報じられた。
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 姉妹のステータスは一夜にして失墜。一時は謝罪の文章をSNS上に載せたがすぐに取り下げて封鎖すると、ファンの怒りは沸点に達する。被害者を敵対視するような態度を前面に押し出してしまい、国中で大バッシングの嵐が吹き荒れた。所属する興国生命ピンクスパイダーズは国内リーグの無期限出場停止処分を決め、韓国バレーボール連盟は代表チームからの追放を言い渡したのだ。目標にしていた東京五輪出場への道も完全に断たれた。

 その後も被害者を逆告訴するなど国民の反感を買い続け、直接謝罪する意思を示しつつも具体的な行動を起こさないまま。姉妹は国内での競技続行は不可能だと判断し、昨年10月、逃げるように新天地のギリシャへと旅立った。

 あれから一年、騒動はすっかり鎮静化していた。妹でセッターのダヨンはギリシャからランク上位のルーマニアに活躍の場を移し、現在は強豪ラピド・ブカレストでプレーしている。一方の姉ジェヨンは今年初めに膝の怪我にため極秘裏に帰国。手術を受けてリハビリを続けて回復、最近は無所属の状態のまま復帰の場所を模索していた。
 

 そんななかで報じられたのが、ジェヨンの国内復帰に向けた具体的な動きだった。韓国女子プロバレーボールリーグの開幕を目前に控えた10月18日、「ペッパー貯蓄銀行AIペッパーズ」が彼女の獲得に向けて2度の交渉を行なっていたというのだ。

 結果的に交渉は成立に至らなかったが、その報道を受けてふたたび国民の怒りは再燃。主要メディアは「絶対に許さん!」「あまりにも無責任だろ」「まずはちゃんと謝罪せよ」「ニュースを聞いてめまいがした」「問題は解決していない。復帰など論外だ」といった批判的な声を紹介した。

 そして、テレビ局『MBC』が新たな事実をすっぱ抜く。先述の通り、姉妹は告発の内容で虚偽があるとして被害者を告訴していたが、証拠不十分で嫌疑なしの処分が下されていた。これを帰国していたジェヨンが聞き、すぐさま検察当局に対して異議申し立てを行ない、再度法的手段に訴えたという。

 もはや救いようがない展開だろう。全国紙『スポーツソウル日本語版』は「自身が犯したいじめに対する反省よりも、悔しさのほうが今も大きく残っているようだ」と断じ、「被害者の暴露した内容が一部事実と異なるとしても、加害した事実は変わらないのだ。それだけ深刻な暴力行為をしておきながら、“事実と違う”として悔しさを露にしているのだから、大衆の共感を得ることは難しいだろう」と論じた。

参照元●スポーツソウル日本語版
いじめを謝罪せず欧州に逃げた元女子バレー韓国代表は「不要」…国内復帰が歓迎されないワケ

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