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「歴史に名を刻んだ」GP初制覇の”りくりゅう”を海外名物記者が絶賛! ケガを乗り越えての快挙に「ファンタスティックだ」

THE DIGEST編集部

2022.10.30

日本ペアとして初のGP制覇を果たした‟りくりゅう”ペア(中央)。(C) Getty Images

日本ペアとして初のGP制覇を果たした‟りくりゅう”ペア(中央)。(C) Getty Images

 現地時間10月29日、フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦カナダ大会は、オンタリオ州ミシサガでペアのフリースケーティング(FS)を実施。ショートプログラム(SP)73.39点で首位に立っていた“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一(木下グループ)が138.63点をマークし、自己ベストの合計212.02点でGPシリーズ初優勝を飾った。

【動画】「なんて美しい!」GPシリーズカナダ大会を制した‟りくりゅう”ペアの演技!
 SPに続き、最終滑走で登場したこの日は、今季の新フリー曲「Atlas: Two」に乗って演技を披露。序盤には、3回転トゥループからの連続ジャンプでミスが出たものの、それ以外をほぼ完璧にまとめ、華麗なリフト、息の合ったスピンでも観客を魅了してみせた。日本勢ペアのGPシリーズ優勝は、今回が史上初の快挙となる。

 この結果を受け、欧州衛星放送局『EUROSPORT』の名物解説者として知られるマッシミリアーノ・アンベシ氏は、公式ツイッターを更新。演技中の写真を共有した上で、「ミウラ、キハラは、日本勢ペアとして初めてGPシリーズ制覇を果たした」と今回の偉業を伝え、「歴史に名を刻んだ」と称賛のコメントを送っている。

 さらに、米名物記者のジャッキー・ウォン氏は、今大会までの苦しい道のりをツイートで紹介。「ミウラのケガで数か月前まで練習できていなかった」と呟いているとおり、7月に三浦が肩を負傷してから練習再開したのは9月。フリーはわずか5回目の通しだったというが、「彼らを素晴らしい形で見られてうれしい。ファンタスティックだ」と感想が記された。

 日本フィギュアスケート界の歴史を塗り替えた“りくりゅう”ペア。果たして今後はどんな活躍が見られるだろうか。同ペアの次戦は、11月18日開幕のGPシリーズ第5戦NHK杯(札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)を予定している。

構成●THE DIGEST編集部
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