日本の女子ゴルフ人気に、来日した海外男子プロも驚きを隠せない。

　11月３日、３年ぶりに日米女子ゴルフツアー共催となる『TOTOジャパンクラシック』が、滋賀県の瀬田ゴルフコース北コースで開幕。米ツアーメンバーとして出場した渋野日向子（サントリー）は、その第１ラウンドで３つスコアを落とし、首位と10打差の３オーバー・71位タイ発進となった。
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　この日、出だしからなかなかバーディパットを決めきれなかった渋野は、５番でボギーが先行し、前半ノーバーディのまま折り返しを迎える。さらに後半の10番では、痛恨のダブルボギー。14番で唯一のバーディを奪取したものの、17番で再びボギーをたたき、１バーディ、２ボギー、１ダブルボギーの「75」で初日を終えた。

　出遅れスタートとなったが、やはり今大会も渋野の注目度は高い。来日している男子プロゴルファーのユアン・ポーター（オーストラリア）は、「地元で人気のヒナコ・シブノが、TOTOジャパンクラシックの第１ラウンドに向けて準備中」と自身のツイッターに綴り、ラウンド前の姿を捉えた一本の動画を掲載している。
  　同映像でなんといっても目を引くのが、驚異的なギャラリーの数だ。それを撮影していたポーター氏は、「木曜日の朝８時だというのに凄まじい人だかりだ」と驚いた様子でツイート。「ここの女子ゴルフはものすごく人気があり、見ていて素晴らしいと思う」と続けており、会場の盛り上がりに感嘆の声を漏らしていた。

　なお、この日首位発進を切ったのは、７アンダーで並んだ鈴木愛（セールスフォース）と上田桃子（ZOZO）。３位タイには６アンダーの小祝さくら（ニトリ）、古江彩佳（富士通）がつけている。予選落ちのない４日間開催の今大会だが、はたして今年は誰が頂点に立つのだろうか。第２ラウンド以降の戦いからも目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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