フィギュアスケートの東日本選手権女子ショートが4日、群馬県のALSOKぐんまアイスアリーナで行なわれ本田真凜は技術点25.41、演技構成点26.93点で合計52.34点の6位で終え、明日のフリーに進出が決まった。
4番滑走で登場した本田は冒頭の3回転トウループ+2回転トウループで流れを作ると、2本目の3回転サルコウは「自分の中でも、うまくできた」と自画自賛するほど鋭く回り切った。持ち前の表現力も随所で発揮。指の先まで繊細に、映画『Mr.&Mrs.スミス』の「アサシンズタンゴ」の世界観を精一杯に表現。3本目のダブルアクセルは回転不足と判定されたものの、着実に演技をまとめ、大きなミスもなく終えると納得したようにうなずいた。
演技を終えた本田は「試合で見れば久しぶりにまとまった演技ができたと思う。今まで試合ではネガティブな考えになってしまっていたので、まだまだできると思う。ジャンプも高さという意味ではいい状態の自分に近づいているので、今回は安心して臨めていたので、今日のショートは良かったと思います」と振り返った。
また、10月2日の東京選手権後にスケート靴を新調したことを明かし「ブロック大会の後に靴を替えました。靴を慣れさせるために、たくさん練習を積んできたので、新しい靴にしたのがいいきっかけになったかも。今まで靴はずっと同じものを使っていたが、柔らかくなり過ぎてしまったので10日ほど前に替えました。今の靴の方がいいジャンプができているので、いいきっかけになれば。靴にこだわりがないタイプだったので、今まで替えてこなかったです」と話した。
氷上以外では、普段は明治大学に通っている本田。大学生活がフィギュアスケート漬けの日々から解放する、いい息抜きになっていることを笑顔で明かした。
「ゼミが3年生から始まって、今まで興味を持たなかった分野を学べていたり、知らなかった分野を大学では学べているので、1・2年生の頃は「忙しいな」と思っていたけど、今は気分転換で学べています。(ゼミは)自治体経営みたいなのを勉強しています。自分にとっても新鮮で中学や高校ではスケートをメインにやってきて早退とかしていたので、大学は自分で授業を決めて単位を取って卒業に向かっていくのが新鮮なので、よくできていると思います」
明日は、自身8度目の全日本選手権(大阪)への出場が懸かった大切なフリーになる。東日本からは、成績上位7人が12月の同大会への出場切符を掴む。
「フリーでは1本1本を大切にしたい。自分の中では試合でいいイメージを持てたことが、なかなかないので大きなミスなくできることが大切だと思うので、最後の最後まで力を出し切りたい。後半はスピードが遅くなってきているので、練習から体を大きく使って最後まで(演技を)通すことを意識してきたので、最後まで回り切りたい」
フリーへの意気込みを語った本田の目は、真っすぐに前を見据えていた。
取材・文●湯川 泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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演技を終えた本田は「試合で見れば久しぶりにまとまった演技ができたと思う。今まで試合ではネガティブな考えになってしまっていたので、まだまだできると思う。ジャンプも高さという意味ではいい状態の自分に近づいているので、今回は安心して臨めていたので、今日のショートは良かったと思います」と振り返った。
また、10月2日の東京選手権後にスケート靴を新調したことを明かし「ブロック大会の後に靴を替えました。靴を慣れさせるために、たくさん練習を積んできたので、新しい靴にしたのがいいきっかけになったかも。今まで靴はずっと同じものを使っていたが、柔らかくなり過ぎてしまったので10日ほど前に替えました。今の靴の方がいいジャンプができているので、いいきっかけになれば。靴にこだわりがないタイプだったので、今まで替えてこなかったです」と話した。
氷上以外では、普段は明治大学に通っている本田。大学生活がフィギュアスケート漬けの日々から解放する、いい息抜きになっていることを笑顔で明かした。
「ゼミが3年生から始まって、今まで興味を持たなかった分野を学べていたり、知らなかった分野を大学では学べているので、1・2年生の頃は「忙しいな」と思っていたけど、今は気分転換で学べています。(ゼミは)自治体経営みたいなのを勉強しています。自分にとっても新鮮で中学や高校ではスケートをメインにやってきて早退とかしていたので、大学は自分で授業を決めて単位を取って卒業に向かっていくのが新鮮なので、よくできていると思います」
明日は、自身8度目の全日本選手権(大阪)への出場が懸かった大切なフリーになる。東日本からは、成績上位7人が12月の同大会への出場切符を掴む。
「フリーでは1本1本を大切にしたい。自分の中では試合でいいイメージを持てたことが、なかなかないので大きなミスなくできることが大切だと思うので、最後の最後まで力を出し切りたい。後半はスピードが遅くなってきているので、練習から体を大きく使って最後まで(演技を)通すことを意識してきたので、最後まで回り切りたい」
フリーへの意気込みを語った本田の目は、真っすぐに前を見据えていた。
取材・文●湯川 泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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