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“プロスケーター・羽生結弦“に五輪公式が興味津々「誰もが想像を膨らませている」初の単独アイスショーに期待寄せる

THE DIGEST編集部

2022.11.03

プロ転向後、初の単独アイスショーを控える羽生結弦。どんな演出なのか、ベールは謎に包まれたままだ。(C)Getty Images

プロ転向後、初の単独アイスショーを控える羽生結弦。どんな演出なのか、ベールは謎に包まれたままだ。(C)Getty Images

 いよいよ氷上に、この男が帰ってくる。

 今年7月19日、プロ転向を表明したフィギュアスケート2大会連続オリンピック金メダリストの羽生結弦が、11月4・5日に初の単独でのアイスショーを開催する。今年9月に自身の公式ツイッターで既に告知済みであることからも、フィギュアシーズン到来とともに、期待は高まり続けている。

 羽生は2月の北京冬季オリンピックで競技生活に終止符を打ち、その後は新たな決意とともに、次のステージを見据え、歩を進めてきた。各種SNS開設でも大きな話題を呼ぶなど、プロアスリートとなった現在も世界中のファンの関心を集める存在であることに変わりはない。

 レジェンドが再び踏み出す一歩目は、オリンピック公式サイト『The Olympic Games』も大きく報じている。現地時間11月1日、「ユズル・ハニュウ、初のプロアイスショー『プロローグ』が今週末に開幕」と銘打った記事を配信。その中では「フィギュアスケートのオリンピック2連覇を達成したユズル・ハニュウが、その輝かしいキャリアに新たな1ページを刻むべく、金曜日(4日)に横浜で自主制作公演を開催する」とイベントを紹介している。

 同サイトでは「プロローグが幕を開ける。ハニュウにとって初のプロアイスショーには、誰もが想像を膨らませている」と期待の高さを表しており、さらに「9月最終日に初めてSNSに登場した27歳は、自身のキャリアに新たな局面を迎える最初のスケートで、自分だけが出演する番組を自主制作すると語っていた。タイトルやロゴ、音楽、衣装に至るまで、ハニュウが全てを監修している」と内容を記している。
 
 その上で、開催を前にした羽生の様子は「3週間前、地元仙台で単独演技の練習をする様子をYouTubeで公開したが、どのようなショーになるかは全く分からない。ハニュウは、ほとんど物事を伏せている。彼はギリギリまで手の内を見せない傾向がある」と述べるなど、イベントへの印象をそう表現した。

 また、羽生自身により「私のスケート人生がどんなものだったのか、感じてもらえるようなショーにしたいと思います」とのコメントも掲載し、羽生の意気込みを伝えている。

 トピックにもある様に、競技者時代から少なからず「謎めいた」イメージも強かった羽生結弦。プロとなった新しい姿、そして計り知れない感動を呼び続けてきたその滑りはさらに魅力を増し、再び世界中からの視線を集めるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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